必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

アルファクス説明会

昨日はアルファクスが急落してしまいましたが、平九郎が先週決算説明会に出席した感想は、期待以上でも以下でもないと言うところでした。
結論から言えば、省力化への需要は相当多いものの、全てのサービスの中心となるデータセンターが光回線許敷設許可に手間取り、運用が半年遅れとなった。
また、確定拠出年金に未加入だったことで、新人の採用が出来ず、光通信との合弁も人の調達が出来なかったことでマンパワーが不足した。(10月確定拠出年金加入済)
と言った所で、まあ全てが半年遅れになったと言うことで、昨日は待ちきれない投資家の投げが出たようです。
あと、同席したアナリストのA氏に自身のツイッター用原稿の使用許可を頂いたので、以下を参照にしてください。


アルファクス・フード・システム [3814]17/9期は、許認可の遅れでデータセンターの竣工が半年遅れの9月になった事、採用難対応の新規営業開拓を目的とした光通信との合弁会社の軌道化の遅れ、既存ユーザーのPOS入替が競合により採算の良いハイエンドタイプの予定が低価格モデルになった等により、17/9期営業利益は昨対29%減となった。18/9期は、粗利益の低いシステム機器販売構成比率を前期の39%から24%に、逆に利益率の高いASP事業サービスを8%増の61%へのシフトもあり、営業利益は前年度比62%増を計画。POS機器のサポートは赤字なので、他社製の汎用機型へのソフト提供も図る。小規模の案件は成約後1ヶ月程度で納入出来るが、100店舗以上の大規模なものになると,他のシステムとの接続等で1年掛かる場合もあるので、案件のずれ込み、また、採用難が続けば、要員不足等により収益が予定を下回る可能性は残ろう。しかし、特許に守られた自動発注システムを含む飲食店経営管理システムへの需要は人手不足を背景に今後も伸びると見込まれ、ASP中心の中計の方向性は妥当なものと思われる。なお、データセンターを自前で持つのは、POSのデータ分析の機器等の据え付けが、一般のセンターでは受け入れてもらえない為。
ヒヤリング事項
多決済はアリペイ、ラインペイとか新しいものであり、ニコス等の既存のカード決済の手数料収入は入らないので、利益寄与度は限定的(と推測)。
光通信との合弁は、先方にとっても初めての試みで、いろいろ手間取った。
以上

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