注目の米雇用統計が予想を上回る25.5万人増ということで、NY株式市場は190ドル高となり、週明けの東京市場も高寄りしそうです。^^
さて先日今後を占う意味で買ったと先日メモに書き、第一四半期75%の営業増益を発表したばかりの、ベネフィット・ワンですが、占いの結果は「大凶」で、買って直ぐ急落が続きました。(TT)
そしてよく似た株に明治ホールディングがありますが、此方も好決算を発表したときから急落を始めていますから、今期の増益は既に株価に織り込まれていたという事です。
どちらも業体的には地味ながら順調に業績を伸ばしていることが、評価された所謂スマートベータ銘柄と言って良さそうですが、どうやら両者とも曲がり角に来たようです。
占いの結果を発表すれば、
「例え好業績でも5年チャートで、高値圏にあり、PERが異様に高い会社は、既に数年先までの好業績を織り込み済みで危険」
でした。
今日の日経コラム スクランブル(18p)に「群れる投資」にリスクとありますが、機関投資家の買う銘柄が皆似て来る現象はリーマンショック前にも起き、皆で買いあがる当初は運用成績が良くても、買いが途切れると、成績も一斉に低下したそうです。
株価は投資家の資金が入る時に上がり、資金が流出するときに下がりますが、両社は既に、資金の流出期に入った感があり、例え週明け反発しても追いかけて買うべきではないでしょう。
群れない投資が好きな平九郎ですから、そろそろ出番かもしれませんね。(^◇^)
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