昨日は国債価格の急落から警戒感が広がり、その後ドル/円も100円台となったことから、残り雷が落ちたようで、今日はまた大きく売られそうです。
しかし、この売りは雷雨のように長続きするとは思えませんで、ここから先は押し目買い姿勢を貫く積りですが、中心はやはり業績の裏付けがあるにも関わらず、売られている株か、新値を付けて来た株です。
外国人の過剰な期待や、失望に振り回されている日経平均ですが、先日のベネフィット・ワンのように全く影響を受けていない株もありますから、平均株価の動きに惑わされずに行きたいものです。
ちなみに昨日買ったのは、インフォコムと、平和不動産ですが、インフォコムは第一四半期が悪かったことで売られていますが、内容はここまで売られるほど悪くないです。
また平和不動産は有名な「証券取引所の大家さん」で、利益成長期に入ったとして、三菱UFJモルガン証券が、現在株価1,294円がほぼ倍増となる2230円の株価目標を上げています。
ただ、平九郎の狙いは小池都知事が就任インタビュー時に言った「東京国際金融センター構想の実現」が完成に近い状態まで進んでいると思ったからです。
日本橋・兜町周辺を再開発して、英シティや、米ウオール街のような金融都市を作るというこの構想、日本橋をブラつくと「器は出来て、後は中核となる総合取引所だけ」と感じられます。
平和不動産は取引所の大家ですし、日本橋・兜町にビルも多く、割安さは顕著な株ですから、投資家が同構想の実現可能性を感じれば株価2倍は楽だと思えるのです。
都として長年目指していたものが「実現可能性が高くなった時、改めて目標に上げれば手柄は全て自分のもの」と思ったかどうか知りませんが、実現すれば小池さんは名都知事となります。
小池新都知事、結構やりますネ。(^◇^)
いつも貴重な投資のヒントをありがとうございます。
投資対象とする銘柄は、私が配当利回りにこだわるために、少し平九郎さんとは少しずれますが、東京国際金融センター構想に関しては、ポケモンGOで株価が行ってこいになったフジ・メディア・ホールディングスを買い増しています。
サンケイビルを安くTOBされた恨みがある企業ですが、サンケイビルは大手町再開発でガッツリと稼いでフジテレビの低迷を支えています。
経団連ビルや大手町フィナンシャルシティ ノースタワーなどの再開発に参加して収益を上げています。
あと自分で儲けを生み出す仕組みを作り出すという平九郎さんが指摘されていた視点からみても、過去の映像コンテンツをお金に換える手段を作るためにITベンチャーにいろいろ投資をしている点でも面白いと感じています。
あと毎年1株⇒1.5株の分割を繰り返す沖縄電力も県の人口と旅行客が増え続けており、ライバルが出ないので電力自由化の脅威からも守られ、ゼロ金利で設備投資を借り入れでする方が有利になったと、株式分割を続けながら1株60円配当を維持して、実質大幅増配しているてことを評価しました。
民営化されてから沖縄の消費電力が4倍にもなっており、基地問題もあって、平成32年の後も送電一体化を維持できること。沖縄振興開発金融公庫から最優遇金利による融資を受けられること。税法上の特別措置(固定資産税の軽減、石炭およびLNGに係わる石油石炭税の免除)を受けていること。原発を持っていないこと。
業績が悪化する懸念がほとんどないことと、お金を稼ぐ仕組みを自分でつくりだし、かつそれを国がバックアップしていることが投資の理由です。(#^^#)
石川さま
銘柄紹介ありがとうございます。
ただ先日もちょうちん銘柄で大敗し、これまで他人と重なったり、真似た銘柄では、全敗の記録を誇っているため、今後は結構です。(笑)
平九郎(^◇^)