必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

言葉の重みは後で知る!!

昨日友人が大昔の先輩の金言を届けてくれました。
当時証券会社の営業職をしていた友人にその先輩は、下記のように言ったそうです。
「現時点から持ち株の株価が全て半値になっても、お客が株を面白く売買できるように管理するのが君の仕事だよ!」
当時ぶつかることの多い先輩だっただけに、自分では言われたことはありませんが、友人は皆に可愛がられる性格だったため、アドバイスしたのでしょう。
今にして思えば、上記の言葉は含蓄があり、正しいと思わざるを得ませんで、同時に自分のファンドでも同じことを考えるべきと思わされました。
すなわち、持ち株全てが半値になっても笑って居られるよう株を持つ事ですが、言うは易し、行うは難しでもあります。


昨日も書いたように、少し俯瞰してみればNY株式市場は危険な状態にありますし、香港でも不動産バブル崩壊が叫ばれ、米金利は上昇局面で、世界政治に協調性は無く、米大統領選は何方が選ばれてもリスクが大きく、極めてデンジャラスな状態です。(笑)
また主力保有中のMRTは、18日の大量保有報告書で社長持ち株の一部が市場外で処分を公表していますが、これを同社IRは「なにか会社の為になることを考えているようだ」と伝え、友人のディーラーは「社長の持ち株処分後は株は上がることが多い」と言います。
長寿世界一の日本医療は世界的にも競争力は高く、遠隔医療のトップを走るMRTの夢は極めて大きいのですが、ポケドクの現在シェアはまだ極小ですし、本格稼働には時間がかかり、その間NY市場が暴落でもすれば、影響を受けざるを得ません。
昔は嫌いで耳も貸さなかった先輩の言葉の重みを、40年後の今考えています。
貴方は持ち株が全て半値になっても、笑って居られますか?(^^)

6 Comments

heikurou

ぴーちゃんさん
会社の為に社員があるのではなく、社員の為に会社があるのが望ましい姿ではないでしょうか。
もともと欧米と違い日本の会社は坂本龍馬が殿様から資金を引き出し、亀山社中を作り、浪人の就職先作した側面も強いです。
日本の会社は本来まず、社員ありきですね。
平九郎は資本の理屈だけが先行する大会社が嫌いなのも日本の会社本来の姿を忘れているからです。
平九郎

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パンダ

社長の保有減を見て売り切った者です。
売却理由のIRはどこにでていますでしょうか。

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heikurou

パンダさん
大量保有報告書は、保有理由は表示しても売却理由は書く必要が無く、また購入側も5%未満なので、開示義務は無いようです。
普通は資産管理会社に移したと見るのですが、今回の理由は不明で、パンダさんのように疑念を持つものが出ても仕方がないでしょう。
ただ会社の実権はオーナーですから、可笑しなことをしている可能性は極めて低く、自分では疑念を抱いた者の売りで即死しない程度のポジション調整はしてもまだ大量に保有しています。
現在DGと、パイプドHD、MRTをほぼ等分に保有しており、3社合計で資産の8割以上ですね。 
流石にNYに疑念を持つと信用分は持ち切れず、処分しましたので、現在は自分では結構おとなしいポジションです。(^^)
小型株の信用2階建ては結構ヤバイのです。(笑)
平九郎(^◇^)

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きく

平九郎様 
こんにちは。たしかに社長の持ち株処分は気になります。ポケドクの本格稼働は、まだまだかなりの時間がかかると見られていらっしゃいますか?

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heikurou

きくさん
なにをもって本格稼働というか難しいところですが、少なくても月単位ではかかりそうですね。
平九郎

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