必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

MRTの現状その2

ポケドクの将来利益が巨大と考える理由はライバルが見当たらないことですが、サービスの本質が「医師の互助システム」であることから、他社が真似しようにも多数の医師を集められなければ、「似たようなもの」しか出来ないのです。
MRTが出来るのは同社が東大医師の互助組織として、スタートしているからで、ポケドクは、医療機関と医師を含む巨大なシステムであり、アプリは「無線聴診器のようなもの」で、医師の道具と考えるべきでしょう。
どんなに優秀かつ意欲的な医師であっても、患者を24時間1人で診守ることは不可能ですが、ポケドクによるチーム診療ならそれが可能になりますから、患者の利便性の向上だけでなく、医師の大幅な負担軽減に繋がります。
医師から見れば自分が休んでいる最中、患者を任せられる、代わりの医師を探すのはMRTのサービスを使わない限り簡単ではありませんから、オーナーの富田医師が24時間見守る必要がある人口透析専門医だから生まれた発想でしょう。
またポケドクは本来電子カルテや、電子処方箋と同時進行してこそ価値も上がるのですが、同時に心電計などとも連携することが可能ですし、何れは体重計や血圧計とも連携するでしょう。
実際同社は血液1滴で、殆どの血液検査が可能になるというサービスを今年中に始める予定ですし、ホワイトジャック等の人工知能(AI)による予備検査などは親和性が高く、AIで予備検査が出来れば、ここでも医師の負担は軽くなります。


また今現在サービスを始めても、使用する医師は全体の1割にも満たないでしょうが、電子化の流れは巨大な奔流ですから、ネット世代の若手医師が育つことで歳を追って参加率が上がり、何れは限りなく100%に近くなるでしょう。
しかもMRTは現在医師の派閥組織ともいえる「医局」に無償のグループウェア「ネット医局」を提供し医師ネットワーク構築を進めています。
他社にその様な動きは見られませんから、「似たようなもの」しか出来ない追随組との勝敗は明らかだと思って居ます。
そして、ネットは「全てかゼロ」かの世界であり、トップシェアを持つ1社だけが、利益が出るのが普通です。
ポケドクは多数の医師のネットワークがあって、初めて有効に作用します.
そして、先週の発表では「官民一体で、日本式の医療を海外展開する取り組みを推進する「一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)」に正会員として入会することとなりました」とのIRが出ていますから、ポケドクを世界展開する積りです。
これだけ揃って「時価総額215億円」は安いと言うのが今の平九郎の結論です。(^^♪

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