先日のFUJIYAMAで、世界市場はトランプ氏が大統領になるかもしれない「トランプリスク」をまだ織り込んでいないと話したのですが、実はもう一つ「ヒラリーリスク」も存在していそうです。
理由はヒラリーは大統領に就任した暁には、「富裕層キャピタルゲイン増税」を予告しているからで、民主党の大統領なら普通とも言える政策でも、株式市場にとっては逆風ですから、ヒラリーが勝っても、万歳は出来そうもないのです
。
従ってこうなると「大統領選」が進むこと自体が悪材料として認識されそうで、裁定残や、信用残が少ないという好材料が打ち消されそうなのです。
むろん裁定残や信用残が少なければ、急激に下げることは難しくなりますから、相場急落の心配はしないで済みそうですが、その分「ゆでガエル」ならぬ「冷凍カエル」的なジワジワした下げで、市場が凍り付く可能性があります。
しかしながら先週末メディカルシステムリサーチがストップ安を付け泣いたと思ったら、昨日はMRTがストップ高で大笑いと、大型のカエルは冷凍されても、国内の小型カエル達は元気に飛び跳ねております。^^
結局相場はマザースやジャスダックなどの小型株が中心の相場で、個人投資家の活躍の見せ場ともいえる場面が続きそうです。(笑)
あと今日は昨日急落した上海株の動向と、午前3時に公表されたというパナマ文書の影響を注視する必要がありそうですが、パナマ文書が市場にどの様な影響を与えるか分かってないだけに、当面は報道待ちです。(^^)
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