第3四半期の決算発表が始まり、メモの銘柄でもコムチュアなどは好決算が昨日発表になりましたが、事前に報道されていた面もあり、今日の株価の動きは分かりません。
ただIT企業は通常第4四半期で利益の大部分を計上することが多い為、第3四半期以降は減益の心配がなく、非常に扱いやすくなります。^^
さてそんな中で、注目しているのは明日27日に第3四半期決算が発表されるOBCで、メモのマニアックな銘柄と違い一般的で知名度が高く、今年のクラウド企業の行方を占うのに便利と思うからです。
OBCはモーニングサテライトを見ている人なら連日コマーシャルを流している為、分かるように「奉行シリーズ」を中心としたパッケージソフトを扱う企業で、クラウド化も進んでいます。
クラウドとは「ネットを通じて大型コンピューターとアプリを部分貸しするシステム」と言って良いでしょうが、その最大の特徴は利用する企業は自社でコンピュータ及び、アプリの維持管理をしなくて済むため「安い」事です。
特に会計ソフトのように税法などの変更で年々処理が変わる様な場合は、自社所有だとアプリの更新も面倒ですし、しかも近年ではセキュリティの問題も深刻になって来ていますが、クラウドならそれも業者任せに出来ます。
クラウド化は進めば進むほど、提供する業者は固定費が大幅に削減できるため、利益は急増しそうですが、実際はそれまでの単価の高いパッケージソフトの代替えとして導入されるため、利益が上がる時期の判断が難しいのです。
OBCの決算はクラウド事業者の、利益がでるタイミングを計るのに役に立ちます。(^O^)
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