嵐が過ぎたと思っていたら、その後のNY市場390ドル下げ、CMEの日経先物は前日比720円安の16,775円と強烈に下げ、依然暴風が吹き荒れています。
完全に下げが終わったと思っていた訳でもないので、さほど驚きはありませんが、こうなると、リーマンショック並みの警戒が必要になったようです。
最大の問題は、中国の下落相場がまだ終わってないことで、中国景気後退に端を発したエネルギー価格も下げ止まらず、その結果オイルを源泉とする余剰資金の流れが変転し始めていることです。
従って、中国景気が上向くような財政政策でも出れば資金の逆流は止まりますが、今の所その気配は見えません。
また日本の株価に直接的な影響を及ぼす円高も、為替を最終的に決定づける経常収支の黒字が、大幅に拡大している以上まだ始まったばかりでしょう。
だいたいジャンク債の暴落を見ていれば、シェール企業の大量倒産が近いことは明らかで、米景気は既に一部で後退が始まっていますから、国の米利上げ継続で、日米金利差拡大による円安論は説得力を持ちません。
しかし最近中国各地で、毛沢東の銅像撤去が生じており、習近平は鄧小平どころか、マオ(毛沢東)越えを狙っているのが伺えます。
最も鄧小平は天安門で自国民を3000人殺したと言われていますが、毛沢東は文化大革命で7000万人殺したと言われる人物です。(笑)
中国は孫悟空の国、豚やカッパの妖怪も居る国ですから、残念ながら何時、何が出るかは全く分かりません。(笑)
世界経済を中国に牛耳られるのは面白くはありませんが、今は大人しくしているしか無さそうです。(^O^)
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