核弾頭を積んだとされるB52が、朝鮮半島を飛行したとの記事が日経に載りました。
北朝鮮の自称「水爆実験」に対する米国の示威行動ですが、ナイフを振り回す中学生に対して米軍兵士が機関銃を向けた感じで、これをもって核戦争の脅威と言う人は少ないでしょう。
しかしながら、此れで「侃々諤々」の論争が始まることは間違いなさそうで、イラン・サウジの敵対と合わせて、世界の注目を集める事件ではあります。
また両事件は今後の進展次第では株式相場にも大きな影響を与える可能性があり、今後も注視する必要がありますが、足元では原油相場に「大地の匂い」がして来ています。
これは原油を空売りしていたら、現状は売り方にとって物凄く恐ろしい状態で、もしイラン・サウジのどちらかが、「石油施設を空爆」等というニュースが流されれば、原油の急騰は避けられないからです。
従って、売り方の心境を考えれば、そろそろ空売りを終わらせたいのは明白で、今後の原油は悪材料が出ても、それを切っ掛けに売り方の買い戻しで急騰する可能性が高くなっています。
原油相場の急騰が日本の株式相場にとって、好材料か否かの問題はありますが、今回のように急落中だと反発する可能性は強いでしょう。
週末の米雇用統計29万人増の意外な堅調は、米金利の上昇を容認して、日・米金利差拡大による円安進行を想定させました。
にも拘らず、ドル/円相場が116円台へ急騰している事実を見ると、既に3年の中期円安局面が終了したことを強く示唆しています。
従って、今後は反発局面でもトヨタ等、円安メリット株の戻りは鈍くなると考えています。
此処はまず、原油の打診買いで様子を見守るところと判断し、週末WTIETF(1371)を買い増して、様子を見ています。(^O^)
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