結局は銘柄次第というのが、今年の相場とも思っていますが、日経の「日本の経営者が今年一番活躍すると思う株」でトヨタが1番人気だったのを見て、相当な「違和感」を感じています。
昨年から主張しているように平九郎は、今年は円安ではなく、「円高」と思っていることが主ですが、原油安もその一つです。
原油が下がった結果としてガソリンが安くなると、トヨタは車両価格が高い、プリウスなどの主力ハイブリット車の売り上げが大きく落ちると考えています。
理由は、人が車を買い替える最大の動機はやはり「コスト」で、ガソリンが安いと車両価格の高いハイブリット車を買って、ランニングコストである燃費を節約したいという欲求が大きく損なわれるからです。
むろん車を買い替える動機には「エコ」なども有るでしょうが、最大の動機はやはりコストで、此処までガソリンが下がれば「エコ」は車両価格の安い、普通の車でも良いのです。
しかも円高になれば、例え原油価格が反発したとしても、ガソリン価格の上昇は抑えられますし、わざわざ高いハイブリット車を買う必要性は薄れます。
即ちトヨタは原油安だけでも向かい風で、円高になれば壊滅的と感じているからですが、他にはマツダやスバル等の対抗メーカーに魅力的な車が増えていることも有ります。。
何やらトヨタの不安ばかり書いていますが、要はアナリストでも経営者でも平九郎でも「為替の見方は分かれる」と言うことです。(笑)
そして、円安・円高が分からないなら「別の道を行け」で、「自力成長」に行き着くわ訳なのです。(^O^)/
あけましておめでとうございます
平九郎さんのブログにはいつも、助けられています。
今年もよろしくお願いします
Dガレージ、追加したい~です
ぴのこさん
そう言って頂けると嬉しいのですが、「情報の価値は受けての能力に依存する」が平九郎唯一の名言ですから、上手く行っているのはぴのこさんの能力が高いからでしょう。(笑)
今年も宜しくお願いします。
平九郎