従業員数50人以上の全ての事業場にストレスチェックの実施を義務付ける「労働安全衛生法の一部を改正する法律(通称:ストレスチェック義務化)」が2015年12月1日に施行されます。
実は昨日メモに書いたにも拘わらず、操作ミスなのか消えてしまったのが、パイプドビッツが始めた上記ストレスチェックサービス のクラウド版 「こころの健診センター」です。
ただ此方はストレスチェック義務化の認知度が低すぎて、材料と呼ぶには早すぎると思うので今回は除外しています。
さて現在はホールディングの子会社となったパイプドビッツの提供する「顧客・従業員情報管理用ミドルウエア=スパイラル」は強い競争力があります。
これは同社のHPに紹介されているフィスコアナリストレポートに詳しいのですが、同社がライバル視するセールスフォース・ドットコムはM&Aで急成長した為、各種のアプリが同じ基盤で開発されたものではなく、新アプリを接続する場合、追加コストや時間が必要になることがあるそうです。
その点パイプドビッツの主力製品スパイラルは単独開発の為、アプリの接続も簡単で効果も著しく、その上導入費用は他社の10分の1等極めて低価格だと言うのです。
(レポート6P 朝日海上火災導入事例参照)
さわかみ投信の事例では20分の1
米国の政府機関が登場するアメリカンドラマなどを見ていると、医師による職員のメンタルチェックの場面が頻繁に登場し、医師がメンタル面で不適当と判断すれば職場の移動を余儀なくされます。
日本では殆ど見かけませんが、友人からよく聞く社内での「精神が病んでいる人の多さ」は今後の日本にストレスチェックが必要な事を示しており、米国で実行されているものは、日本でも普及します。
マイナンバーが始まり、ストレスチェックの義務化も始まる今、初期費用も掛からず月額サービス料だけで、安く導入できる顧客・従業員管理用ソフトはここから急激に伸びると判断しています。(^O^)
これは冒頭のアナリストレポートも肯定していることで、パイプドビッツが中期計画で描く17年2月期営業利益の14年度比較5倍(28億円)はさほど遠い夢ではありません。
中期経営計画
https://www.pipedohd.com/ir/managementplan/mediumterm.html
12月の法の施行が近づくに連れ、ストレスチェックも買い材料になりそうです。(^O^)
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