10月も半ばが過ぎ、肌寒くなると同時に、課税調整を意識すれば年末から年始の相場を考える必要も出て来ました。^^
そこで、最近の相場の話題を拾ってみると、為替のプロの若林栄四氏が、年末日経平均12,500円等、恐いことを言い出しているのが目に入ります。
理由はやはり75円から125円台まで一気に進んだ円安局面が既に終わっており、米国利上げ不可能を切っ掛けとして、93円程度まで考える必要があるからだと言います。
ここまで書くと、どうも為替の考え方が平九郎と同じような事を言っているのがお判りでしょうが、メモで書いたのは別に若林氏を参考にしたわけはなく、氏の意見を目にしたのは半年ぶり位です。
問題は原油安から来るシェール企業の破綻が未だ表面化していないことで、引金融き締めが無いとすれば、それらに融資した資金の行き先が未だ決まってない事です。
米国でシェール企業の破綻が増えた場合、FRBの利上げが不可能になる可能性が強く、既に市場はそれを感じ始めていますが、まだ大きくは動いていません。
しかし、市場が完全に米利上げ不可能と判断した時は、為替は資金は投機資金は質への逃避から円債に向かい円高でしょうし、円高は株安を呼びます。
問題はその円高が何時どのくらいの規模かと言うことですが、時期は年末から年始にかけて、規模は最低が107円位の円高、最高が100円瞬間割れと考えています。
ただ日経平均の下値は若林氏ほど悲観的ではなく、裁定残の水準からして15000円瞬間割れ程度ですが、氏の唱える93円台の円高や、政策の動きは考慮していません。
またその後は出直り日経平均3万円越えと言うのは同意見で、問題は如何にしてそこまで投資家として生き残る事だと考えています。(^O^)
コメントを残す