必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

台風一過!

空は晴れ渡り、台風一過の日本列島はさわやかな朝を迎えています。(^O^)/
さて昨日の東京市場は一昨日の修正と言うべき下げに見舞われましたが、先物主導で指数だけ下げた感じで、内容はさほど悪くなく台風一過を感じさせます。
友人から相場はどうかと問われて、「一番底は付けた見たい!」と答えましたが、実はさる8月27日にも一番底を付けたと書きましたから、どちらかが間違っています。(笑)
俗に1番底、2番底、3番底などと使われますが、どうも明確な定義が有るわけではなく、単に安値を付けた順番を示すだけです。
ただ、通常2番底と言うのは信用の整理で起きるダラダラとした動きの後に付けるものだけに、今回の様な「派手な下げ方」をするようでは一昨日の下げが一番底だったと思えるのです。


まあ結論は時間が出してくれますし、1番底2番底などは個別銘柄では違いが出ますから、銘柄ごとに考えるしかありませんが、少なくともいわゆる「インバウンド銘柄」に関しては相場は完全に終わったでしょう。
理由はマーケットの「更なる円安期待」が既に消えているのと、現実に中国人旅行者が次第に減って来るからです。
1989年12月に日本株が38,915円のバブルの大天井を付けた後も、消費が一気に落ち込んだ訳ではなく、日本人はまたすぐ株価も戻ると楽観的でしたが、今回は中国人がまだ楽観的なのです。
しかし、バブル的株価や、不動産の下落と言うのは彼方此方に不良資産・債権を作り出し、企業や家計のバランスシートを汚染し、人々の暮らしに滲み出します。
時間と共に中国人旅行者は減り、「爆買い!」は過去の言葉に成って来ます。(^_^)

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