必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

待ちきれない男

昨日のNY市場は107ドル安と、今日の東京も冴えない展開が続きそうですが、既に売却済みのネットセキュリテイ関連であるラックや、セキュアヴェールなどは昨日も急騰しています。(TT)
まあ方向性は何時も間違っていないのですが、如何せん取り組みが早すぎて、実際の相場が追い付いてくるのを待ちきれません。
これだと、最近注目の三井住友トラストHDなどは、「やはり経営者の顔が嫌いだ!」等と言って、平九郎が売ってからの方が遥かに相場は大きいでしょう。(笑)
しかし、出来上がった投信販売の流れは簡単に変わる訳もなく、銀行の投信販売が強化されることは間違いありませんし、同社が大相場を出す可能性は極めて強いです。


証券会社と違い、銀行には既に顧客の資金が有りますから、誰に勧めるべきかも分かりますし、資金を振り替えるだけなら販売は簡単なのです。
また投信販売におけるコンプライアンスの要となる「確認書」の徴収もお手の物でしょうから、あとは売り方が分からなかっただけなのです。
そんな時、三井住友トラストが販売を急速に伸ばして示したのが、「ファンドラップ」で、これなら顧客は「全てお任せ」で良いため、銀行の信用さえあれば、株など触ったこともない、老人にも売れますし、不動産を売ったカネも取り込めます。
むろん証券会社も「ファンドラップ」には力を入れていましたが、証券は始めた時期が早かった為、リーマンショックを経験して、ボロボロの運用成績になってしまった為、暫く販売意欲を失っていたのです。
そこへ自社投信を売り込みに来たのが世界最大のブラックロックという訳で、兆円単位のカネを使って銀行の大株主となって圧力をかける訳ですから、方向性が変わるはずもありません。(^O^)

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