必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

地方銀行は再編含み

昨日は流石の連騰も一服となり、今日も海外安から小幅に下げそうな東京市場ですが、相場の基調は恐ろしく強いです。
連騰と言っても、移動平均からのかい離率や、信用残動向からは過熱と言えるほどではなく、中国市場の熱狂とはまるで違う雰囲気です。
まあこれは海外の機関投資家が先導していることが原因でしょうが、もう一つ銀行が販売を始めた投信の影響も大きそうです。
なにぶん、銀行は預金としておカネを集めても、優良な貸出先は余りありませんし、借りたがるのは危険な所ばかりで、安全な国債で運用すれば0.3%程度にしかならななかったのです。
追加:(三井住友信託ファンドラップ費用一覧)


そこで、昔の「両替商」の原点に戻り、手数料商売を目指しましたが、ネット送金などの発達で、これも難しくなって来ました。
ところが銀行が預金をファンドラップに振り替えれば、いきなり銀行は無リスクで2%程度の手数料が継続して入ってくる訳ですから、0.3%の国債運用などとは比較にならず、目の色が変わるのも仕方が有りません。(費用は金額変動の為一部修正しました)
実際成績が伸びている地方銀行を見ると、ほぼすべてが投信販売を伸ばしており、より利益率の高いファンドラップに進出したがっていますが、システムに膨大なカネが掛かります。
そこへ、わが社のシステムをお使い下さいと、信託銀行が持ちこめば、信託銀行は利用量と同時に信託報酬も稼げるわけです。
地方銀行は再編成含みですから、業績の悪い銀行は合併時に人事その他で割を食うことになる為、彼らも必至です。
ファンドラップは恐ろしく儲かります。
販売側が・・・(ー_ー)!!

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