必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

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日本市場は連騰が続き昨日のNY市場も80ドル高と、堅調な相場が続いていますが、そんな中で、ソロス・ファンドが米株価指数連動型上場投信(S&P500ETF)の売る権利(プット)の保有を大幅に増やしたそうです。(本日日経)
しかもこのプットの保有額が22億ドル(2250億円)で、運用資産全体の17%を占めるとなれば、尋常じゃありません。
なぜなら、プットと言うのは売る権利を買っているだけなので、思惑通り下がらなければ全てが消えてなくなる商品だからで、それを全資産の17%買うと言うのは、よほど下がることに自信があると言うことなのです。
どうも若林栄四氏や、ソロス氏が揃って相場の天井を言い始めたのは極めて興味深い現象で、日本の不動産バブル時代の最終段階を思い出します。
当時も相場巧者と言われた立花証券の石井氏(独眼竜)や、元野村証券会長の田淵節也氏(大田淵)などは過熱相場に警鐘を鳴らしていましたが、殆どの若手は『年寄りの戯言』と無視していました。
NY市場が大きく下げれば、東京も一時的には影響を避けられないだけに、注意して進むとしましょう。(^O^)

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