本日の日経によると、銀行での投資信託の窓口販売は1998年に始まりましたが、今回金融庁が銀行の投信販売が手数料を優先しているのではないかと調査したところ下記の様な状態が浮かび上がりました。
①2003年から2013年にかけ、2年ごとに当時の売れ筋投信に乗換えた場合結果は3%の損。
②運用収益は12%のプラスだったが、マイナスの原因は投資元本の11%に上った販売手数料。
③個人の平均保有期間は平均2年で、この間投信残高は22兆円程度で変わらずだが、銀行の販売手数料は2倍近く増加。
まあこのような結果がでるのは販売員の評価が販売額であり、顧客収益は評価対象外だからですが、販売員も先行きの運用結果が分からない以上、収入の増える方を選ぶのは仕方がないのです。
ただ販売員に言われる通り、2年ごとに乗り換え、手数料を払って損をして、苦情を言っても受け付けて貰えません。
自分で判断しないのなら、投信購入などしない方が遥かにマシでしょう。
どのみち販売員にも先の事は分かりませんし、販売員は「売らなきゃ生活できない!」のです。
NISA口座で投信を買うときは良く考えましょう。
投信は販売手数料及び、維持管理費用(信託報酬)が安いことを重視して、選ぶほうが遥かに間違いが少なくなります。(^O^)
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