連休明けの新聞はスポーツ以外のニュースが少なく、予定稿ばかりで面白くないのが当然ですが、今朝日経新聞を開いて一つだけ面白いと思った記事がありました。
それは、「口座にマイナンバー銀行歩み寄り」と題打った「はや耳」という言う小さなコラムです。
内容は週刊誌等と違い題名の通りで、「銀行の預金口座に税と社会保障の共通番号(マイナンバー)を付けるとする政府方針に反対していた銀行サイドが、進行方法を提案するなど協力姿勢を見せ始めた」というものです。
マイナンバーが出来れば、何れ預金口座などにも適用されるだろうと言うのは、誰でも予想できることですが、実際に過去に発行された何億という預金口座全てにマイナンバーを付けるのは容易ではなく、作業は10年近くかかると言う話もありましたから実行はかなり先の感を持っていました。
ところが記事では銀行は元々マイナンバーの趣旨には理解を示しており、「膨大な作業を銀行だけに任されては叶わないから反対していた」と言うのが本音だといいますから、銀行の進行方法の提案は「マイナンバーが銀行口座に付けられる」のが迫っている証でしょう。
元々システム業界では15年問題と言われるマイナンバー制度の採用で、国のシステムとの連携が必要になる自治体向けのシステムエンジニアが大幅に不足する2015年問題というのが囁かれていました。
これはマイナンバーに向けた自治体向けシステム更新だけの需要で、SE全体の1割程度である8万人ほどが不足するという話ですが、これで銀行口座への採用が早まれば、対応する企業向けの対応も急がざるを得ませんから、技術者の不足は相当長期に及びそうです。
まあ今時はSEと言っても日本人だけとは限りませんから、何とか対応できるとは思いますが、技術者の不足はシステム会社の売り手市場に結びつき、対応費用の高止まりを招くのは間違いなさそうで、システム会社の業績は当分上向きそうです。
そこで、システム関連を探してみるとWI-SUN関連として先日紹介した、アイ・エス・ビー、コア、佐鳥などの他にNSW、エヌ・アイ・デー、アイネット等多数あり、どこも業績は好調で、しかも高配当です。^^
(ソフトの不調でリンクが張れません
3月配当権利付最終日が26日に迫った現在、自分には必要もないものを貰うことが多い優待銘柄より、確実に現金が貰える高配当銘柄は、それが今後の増益を予想できる企業なら一層魅力的に見えますね。(笑)
でも5000円相当の缶詰め積み合わせが優待の極洋は、非常用缶詰欲しさに買ってしまいました。(爆)(^O^)
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