プーチン氏の「ロシアはウクライナのさらなる分断を必要とせず」の発言でウクライナの緊張が遠のき、東京市場も落ち着きを取り戻しつつあるところへ信用の整理売りも一巡しましたから、彼岸の入り相場は戻し歩調に入ると判断しています。^^
さて買ったばかりのアイ・エス・ビーが2日目も一時ストップ高を付けたことがあり、Wi-SUN関連企業として昨日挙げた佐鳥電機以外にもう一つ、四季報で今期の利益が減額修正されていたので後回しにした企業を書いておきます。
実はWi-SUN関連が人気付いたのは、スマートメーターの普及繰り上げ報道が主因でしたが、単にスマートメーターの普及繰り上げだけではさほど大きな材料でもなく、本当の注目はメーター普及が促進するM2M市場の拡大が視野に入っているからです。
そしてそのM2M市場を見据えて、既に収益化が始ままっている企業がコアと言う会社で、昨年11月『M2Mクラウドお試しキット』というサービスを始めたところ、企業からの問い合わせが殺到していると言います。
これは巨大市場と言われるM2Mには興味があるものの、どこから手を付けてよいか分からない企業向けに低価格で、M2Mの実験環境を提供するもので、単価は15000円から12万円で、極めてお安いです。
まあ、このサービス自体の収益はさほど大きくはなさそうですが、このサービスをやると、他社がM2Mで何を考えているか、どこで何が伸びるか把握できることになります。
これはあらゆる意味で大きな事ですし、今後の事業展開を有利に運べることは間違いなさそうですから、コアの狙いもそこに有りそうで、大いに注目して良いでしょう。
ただし、今期の収益は四季報ベースでは減額修正されている為、人気が付き難いことも考えられるので後回しにしましたが、上記を考えればM2Mの本命企業とも言えそうです。
しかもコアは年一回の配当で、この3月期末で直ぐ20円の配当が付きますから、結構お得です。(笑)
また個人投資家が好きな、株主優待もあり、それがなんと「国立博物館共通パスポート」ですから、自分は「文化人」と思っている人には洒落た優待でしょう。(^O^)/
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