必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

ひょっとすれば、ひょっとする?

昨日のNY市場は中国景気悪化懸念やウクライナ情勢の緊迫化から激しい円高と株安に見舞われ、SQ当日となる東京も波乱の始まりとなりますが、海外株安・円高は日銀への金融緩和拡大圧力となると理解し、引き続き内需の情報通信関連の押し目買いに徹します。^^
さてそんな中未だにガラケーを使い、この間までWi-Fiを(ワイファイ)と読む事さえ知らなかった平九郎が書くのは気が引けるのですが、スマホで使うWi-Fiの次の通信規格はWi-SUN((ワイサン)だと言います。
まあ現状ではWi-SUN自体が一般には知られた存在ではないのですが、何でも情報通信研究機構(NICT)と言うところが、規格造りをやっていて、既に東電の次世代計測器であるスマートメーターへの採用が決まっているそうです。
機構の思惑は、東京電力採用→他全電力際採用→省エネ可視化で、スマホ採用→他家電採用→世界中のあらゆるM2Mで採用のようですが、まあ東電が採用すれば他電力が違う規格を採用することは考えられませんから、実現可能性は高いと言えるでしょう。
しかもM2M市場は今後最も伸び率の高い巨大市場だと言いますから、関連企業を探してみると、見つかったのがアイ・エス・ビーという会社で、NICTと通信チップに組み込むソフトを共同開発して、現在はまだ製品化を急いでいる段階です。
ただし、今回東電が採用したのは、スイスの会社の技術を使った東芝の通信システムだそうですが値段が高く、同様の規格でNICTの承認を得た商品が、値段が安く出来る事にアイ・エス・ビーの狙いがあるそうです。


従って現在ではWi-SUN関連と言っても売り上げには貢献していませんが、同社は前期大幅増額修正で、しかも今季は企業買収の効果が表れての大幅増益を予想しており、今季予想にもWI-SUN関連の売り上げは入っていません。(同社IR)
まあWi-SUNが世界標準になるかはまだ時間をかけて見ていく必要はありますが、PBR1倍以下で実質無借金、大幅増額修正で配当利回りも2.6%あるなら、結構お得な感じがします。
あとベトナム子会社も黒字化が定着してフル活動に入るそうですし、なにより個人的に好きなのは投信の持ち分がゼロなことで、今後の投信資金の参入が期待できることです。
Wi-SUNの認知度が低い現状ではまだ早いかもしれませんが、じっくり持てば報われると考えています。
日本通信でNISA枠を使ってなければ、これを買ったかもしれません。(^O^)

2 Comments

名古屋方面

久しぶりにコメントします。昨年来、中長期投資を25年ぶりに始めましたが、行きつけの居酒屋に行くと、常連さん方々が株の話ばかりしていたので、ちょっと怖くなり「やっぱり僕には長期投資は無理だな」と年末に全部現金にしました。NISAを含めて、素人さんを賭博場に取り込むには昨年の相場は十分すぎる効果がありました。いろいろな手口で今後も日経平均は支えるのでしょうが、居酒屋の常連さんが「株みたいもう見たないがや!」と言い始めるか、株式評論家がメディアで「アベノミクスは頓挫したか?」なんて言い出したら、また株を買います。次の「ふじやま」は参加します。

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heikurou

名古屋方面さん
まあ月曜日は無理かもしれませんが、火曜日の寄付きあたりが底になる可能性は強いですよ。
先ほどのニュースでスマートメーターの普及促進を伝えていますから、面白いと思うんですけどね。(笑)
http://www.asahi.com/articl
FUJIYAMAは最近人気が出過ぎて事前申し込みをしていないと、席が確保できない可能性があります。右上のバナーから申し込んで置いてください。(笑)
4月FUJIYAMAは12日(第2土曜日)ですが、元財務省T氏が講師ですから、混みますよ。(^O^)

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