必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

その前に日本で真の競争を・・

今朝のモーニングサテライトで、ソフトバンクの孫社長が米Tモバイルを買収して、米国に真の競争を持ち込むと発言しているのを聞き、ふと古い話を思い出しました。
これはその昔証券業界の古老に聞いた話で、1953年に当時最大の下げ率を記録したと言うスターリン暴落というのが有ったのですが、共産党書記長スターリンの死亡を聞いた直後は皆が、「共産党の親玉が死んだのだから、相場は買いだ!」と買いに走ったと言うのです。(^O^)
その後当時の好景気の原因だった朝鮮戦争の終了が早まるとして一日で10%暴落し、ブラックマンデーまで破られることが無かったと言いますから、その日買った人は投資家としては即死です。(笑)
まあ元気に買った人の事を笑うのは悪いのですがどうも、ソフトバンクがMVNOとの相互接続を発表すると、「新事業参入だから買いだ!」と買いに走る投資家が出そうな気がしてきました。(笑)
しかし、少し考えれば分かるように今までパケ代として5000円払ってきた人が大多数だったのに、MVNO利用で1000円しか払わない人が増えてくれば携帯キャリアの収益は確実に減ります。


従って相互接続は悪材料ですが、ソフトバンク等の発表は例え、義務として仕方なく接続するにしても「新事業に参入の為の相互接続」でしょうから、勘違いする人も出そうなのです。
まあそこで買う投資家はスターリンショックで買った投資家と同じ運命を辿りそうですが、どうも結構多く出そうな気がします。
しかし、どう見てもNVNOとの相互接続は「嫌々ながらの接続」であって好材料ではありませんから、勘違いしない様にしましょう。(笑)
しかし、孫氏には米国で真の競争を叫ぶより、早くMVNOとの接続義務を果たして、日本で真の競争を始めて貰いたいものです。(^O^)

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