今から40年近く昔に日本で、産金株相場と呼ばれる住友金属鉱山を中心とした兜町を沸騰させる大相場がありましたが、その中心人物が是川銀蔵という相場師でした。
相場師と言うと、なにやら博打打的な響きがありますが、是川氏は事業家であり、晩年は慈善家としても名を遺したようで、当時は熱海に住み新幹線で東京萱場町の、機関店である黒川木徳証券に通ったと言われていました。
その後仕手本尊という人間は居ても、相場師と言われる人物は居ませんでしたから、是川氏は『最後の相場師』と言ってよいでしょう。
また機関店であった黒川木徳証券も今はあかつきフィナンシャルグループと名を替え、昔の名前を知る人も少なくなってきましたが、当時の人間なら菱刈鉱山に代表される住友金属鉱山の大相場は皆覚えています。
しかし、その是川氏のモットーが「人生は太く・長く」だったと言うのは初めて知りました。(笑)
まあ友人にも浦島太郎が竜宮城の土産に貰った「大きな葛篭と、小さな葛篭」の選択を迫られたら、どちらを選ぶと聞くと「両方(^O^)/」と答える人物が居ますから、似たような人物だったのでしょう。(笑)
さてGOLDと言えば、思い出すのが昔リサイクル工場で見た、携帯電話からチップに含まれるGOLDを取り出す工程で、まだ十分使えそうな大量の携帯が溶鉱炉に投げ込まれる場面です。
確か当時の計算で携帯1台当たり、150円程度のGOLDが含まれていた計算でしたが、使える携帯を溶かすのは随分勿体ないと思ったものです。
そこで、是川氏と同じ熱海在住やGOLD繋がりと言うこともあり、少し関連予想を出すと、今後半年程度で一番増えるフランチャイズビジネスは中古モバイルの買い取り販売事業でしょう。http://www.n-tel.co.jp/business/mobilereuse.html
これは3キャリア合わせての1兆円とも言われる販促費が、大量の中古携帯やスマホを産み出すことが確実だからで、しかも今回は格安SIMの普及期と重なっていますから、中古モバイルに対する国内需要も急増していますし、新興国の輸入需要も強いと言います。
既にGOLDやプラチナなどの買い取りを行っている店舗が新商材という形で始める可能性が強いでしょうが、半年後は『中古モバイル高く買い取ります』の旗が日本中に上がるでしょう。(^O^)
是銀さん終焉の地に住んでおります。
地元の古い人と知り合うと是川さん知っているか
よく聞いております。
裕福な人であるほど是川さんのことを知っているという不思議な法則があります。
その是川さんゆかりの地でも最近まだ1件ですが携帯専門の買取ショップの開店準備進んでおります。
ハントジュニアさん
是川氏が亡くなったのはどこだか知りませんですが、晩年は寂しかったようですね。
御冥福を祈ります。
今やどこの家庭にも1台や2台の中古モバイル端末が有りますが、古い端末でも海外では十分通用するようです。
またIIJの電話SIM参入でsimの認知度が急激に上がりそうですから、国内での中古モバイル需要も急増するでしょう。
買い取りビジネスは価格情報さえあれば参入が容易なため、古参の日本テレホン辺りは、急激にフランチャイズを拡大しそうですね。
まあここ数年の勝負でしょうが、胴元は儲かりそうです。(笑)
平九郎(^O^)
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