必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

無配企業を買う理由

欧米の堅調な相場と、103円台まで戻したドル/円で今日も堅調な相場続きそうですが、何時までも寒いと言いながら来週は既に3月も中盤で、配当権利取りが強く意識される時期になって来ました。
株式投資に於いて配当は魅力で、値上がり益より配当重視で投資する人も多いのですが、実は自分ではこれまで配当に拘った年ほど投資成績が悪かったです。(笑)
まあ配当に拘っている時は、自分の考えより目の前の確実な配当を優先して守りに入り、気持ちが萎縮していたからでしょう。
実際企業は成長要因が多数ある時は利益を配当に回すより、成長投資に振り向けたほうが、株主にとっても有利ですから、配当が多い企業と言うのは、成長性が劣る企業が多いです。
当然投資家も先刻承知ですから、配当取りが終ると換金され成長株に資金を回されることも多く、例年配当落ち後は配当分以上に急落する会社が多いです。


そこで思うのは配当の魅力の薄い企業がこの時期上がっていたら、その銘柄は配当落ち後、他銘柄からの資金流入が期待できると言うことです。
まあ具体的にはここで何度も書いている、NTTデータや、富士通、ユニシス、NECなどを指していますが、これらの企業が上がるのは来期業績の上伸期待ですから、今季の配当は魅力が薄く、配当を期待する投資家にとっては買い難い銘柄です。
しかし、これらの銘柄が増益を果たし、成長投資をする先が無くなって利益を配当に回せば高利回り銘柄になるわけで、こうして見ると、高利回り銘柄はある意味「成長株の抜け殻」なのかも知れません。(笑)
無配や、配当の少ない銘柄がこの時期高値に有るならば、マーケットは来季の増益を確信しています。(^O^)

3 Comments

PBY元気小僧

こんばんは。
パラリンピックが無事に始まりました。よかったですね。
今、注目のウクライナが、まだソビエト連邦だったころ、突如アフガンに侵攻して世界中がびっくりしたのを思い出しました。多くの国がモスクワオリンピックをボイコットして4年の努力が報われず、涙した日本選手を思い出しました。
ソ連侵攻は、世界中がほとんどノーマークだった中、あのアナログの時代に、日本人の一投資家で毎日の非鉄金属の値動きからこの事件を予測したスゴイ人物がおります。
80歳を過ぎて初めて納税者番付日本一になった慈善家でもある是川銀蔵先生です。(本を読んで勝ってに僕が先生と思ってるだけですが)
ひさしぶりに本を眺めてます。

返信する
PBY元気小僧


先生のモット―は「人生は太く、長く」でした。
僕も負けずに、さらに気合いを入れなおします。

返信する
heikurou

元気小僧さん
是川氏の事は懐かしく思い出します。
同じ熱海在住なので、小粒ながら予想を出してみました。(笑)
平九郎(^O^)

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です