注目のウクライナ情勢で、ロシアが柔軟な姿勢を見せたことから、一気に金融市場の緊張が和らぎ、昨日のNY市場は227ドル高で、今日の東京も反発して始ることが確実です。^^
しかし、ウクライナを含む世界情勢は今後も波乱が続きそうですし、為替も不安定なことから、どちらの影響も受けない株が扱いやすく、日本通信を中心とした情報通信産業に集中していますが、何度も書いているように同じ情報通信産業でも携帯キャリア系は総務省方針からして避けています。
さて今日の日経に「株は10勝1敗でも損をする」と言う話が掲載されていますが、逆に言えば、「1勝10敗でも儲かる」場合があります。
これは失敗した時の損失を小さく抑え、成長株で儲けを極限まで追求する投資法で、儲けを出している投資家にはこのタイプが多いです。
実際購入後5~10%程度で利食うのを目標にして、投資を繰り返すと上げ相場なら10勝位は割と簡単です。
しかも損した株は売らないで、ナンピンなどしていれば、勝率は上がりますが、このタイプの投資家は数年後市況の下落と共に大部分が市場から消えています。
一旦崩れた相場は、出直るにしても銘柄を変えて、上昇することが殆どだからですが、反面勝率は低くても損切を上手くやれば儲けを出すのが成長株投資です。
実はメモでは最近新規投資は危険としているソフトバンクなどは、ネットバブル崩壊後も成長した稀有な例ですから、同社はここまで投資家を儲けさせた成長株であったことは間違いありません。
しかし、時価総額10兆円近くまで膨らんだ同社が、同じように成長を続けるのは難しくなっているのも事実でしょうから、現状では少し醒めた目で見る方が良いです。
むろん孫氏がこれまでと同じように苦境を跳ね返すことも全く考えられない訳ではありませんが、それを信じるのはここまで儲けさせてもらった同社の『信者』に任せた方が良いでしょう。
まあこんな時思い出す投資格言は「ナンピンスカンピン=難平素寒貧」ですね。(^O^)
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