大型株を注視すべきと考えながらも、実際に目が行くのはイビデンのような中型銘柄が多いのですが、実はもう一つ春先買った直後に増額修正が出て急騰した為、一度もメモに登場することが無かった中型株があります。
デジタル映写機や、半導体露光装置の光源事業で、世界のトップ企業であるウシオ電機ですが、上記の増額修正で急騰した後、全般の調整に巻き込まれ、株価はその後鳴かず飛ばずでした。
ただ同社は次世代半導体には必須となる、EUV光源という何やら凄い技術を開発中でこれが軌道に乗れば飛躍しそうなのです。
しかし、収益化がいつの事やら分かりませんので、今これを材料に買うのは無理があるのですが、現状でも円安の影響で増額修正が見込める為、その後も注視していたのですが、どうも中段揉みあいを上離れてきました。
個別株のチャートはあまり信用しないのですが、それでも信用の高値期日や、過去に出来高が増加した場面で、シコリが出来、戻り待ちの売り物が多い等を見る時には有益です。
そこで、ウシオの1年チャートを見ると、5月末31日に突出した出来高が有るのですが、信用の期日対応日が先週で終わっています。
しかも、週明けの昨日は1,282円と、5月31日終値の1,267円を越えて引けて来ましたから、戻り待ちの売り物を消化したか、消化中となり今後の値動きは軽くなりそうです。
まあ高値は1,502円までありますが、現実にその時の値付を見ていた者として言えば、ディーラーの回転売買で付けた一瞬の値段ですから、上値のシコリは無いでしょう。
過去の集中出来高のシコリを抜けると株価が急伸することは良くあり、5月のシコリを消化し終われば、大きく上離れるかも知れません。(^O^)
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