必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

危ない賭け

今朝起きてテレビを付けたら丁度、トヨタの水素燃料自動車の宣伝をやっていました。
今週末の東京モーターショウへ水素自動車を見に行って下さいの宣伝で、最近多く流されており、水素社会への盛り上がりが期待されますが、実は昨日水素自動車なんて要らないかもと思えるようなニュースが流されました。(笑)
それが同じくトヨタが昨日発表したプラグインハイブリッドで、家庭で充電でき、街中では電池だけで走り、遠距離走ではハイブリッドで走る、燃費はリッター61kmのプリウスPHVです。 (複合燃費
これは単に『ハイブリッド車の電池を大きくして、電池だけでも走れるようにしただけ』とも取れますが、これまでの電池自動車のように航続距離の心配をしなくて済みますから、極めて実用的でしかも来年には発売される実用車です。
ここまで来ると、車に太陽光パネルを取り付けて走らせれば、リッター100kmも夢ではなさそうですから、最近の燃費改善技術の進歩には驚かされます。


さてこの2つの事実を見て思ったのは、原発廃止派が勢いずくなと言うことです。
たしかに、現実に再稼働出来ないまま時間ばかり過ぎる原発や、事故処理の大変さばかり見せられている国民にとって上記の事実は脱原発に傾くには十分な材料ですし、『トイレのないマンション』のフレーズは一層説得力を帯びてきます。
実際国民投票を行えば脱原発は決まりそうですし、しかも現状で脱原発が決まれば、原発に代わる新たな発電設備や、既存設備の更新が必要になりますから、巨大な電力設備投資が動き出します。
そうなれば政府が喉から手が出るほど欲しがっている国内での民間設備投資に火が付きますし、個人のタンス預金も動きだしますから、景気の様相は一変するでしょう。
急激な脱原発は国家の存亡を脅かす危険な賭けだと思えます。
しかし、次第に賭けてみたい誘惑に駆られ始めました。(^O^)

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