必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

現物は不足

昨日のNY市場はバーナンキ氏のQE3停止示唆を受け、ダウ平均は353ドル安と続落し、GOLD等商品市場も急落と今度はNYで市場の変動率が高まってきました。
ダウ平均急落は、バーナンキ氏の任期満了問題や、中国の短期金利が7%台から13%に上昇したことなども含んでいるでしょうが、やっと変動率が縮小した東京株式もこれでは休む暇がありません。
ただ円安傾向は続いており、その為か海外での日経先物は比較的堅調で、大幅安に直結することもなさそうですが、それにしても最近木曜日は安いことが多く、投資家にとって嫌な曜日になりました。(笑)
さて昨日株式以上に急落したGOLDですが、実は一昨日少し買い増したばかりでこの急落は面白くありませんが、だた最近GOLDが急落すると、金を販売する中国の「金商」には行列が出来ると言われており、店舗の商品が品切れを起こすと言う話をよく聞きます。
また国内でも先日GOLDが急落した時、何時もは売り手で賑わう銀座の田中貴金属で買う人が増え、3時間待ちを記録したといいますから、先物と違い現物投資は逆張りで動きそうです。


実際NY市場でのGOLDが1200ドル台と言うのは専門家が産出コストなどを総合して見る下限に近い値段で、リサイクルの売りも急減しますから、長く滞在できるとも思えませんし、日本に付いて言えば、黒田緩和が継続する以上、為替の円安が続きそうですから、現物投資には絶好のタイミングです。
ドル建て1200ドル台で買ったGOLDが上昇し、為替が円安に動けは2重に儲かるわけで、しかも消費税の値上げを控えている為、上げ後に売却すれば3重に儲けとなります。(笑)
これを「取らぬ狸の皮算用」と言いますが、あながち外れていないと思えるだけに、今後の現物投資家の動きには注意が必要で、GOLDでバブルが起きるとすれば、現物の不足から起きる人々の意識変化からです。
中国で言われているような「金商の店頭にGOLDが無い」状態は、銀行で預金を引き出す現金がないのと同じですから、ある意味「取りつけ」状態で、その光景が人々の意識に火を付けます。
まあ日本の田中貴金属にはまだ在庫がありそうですから、現物を買う人は早めに手当てしましょう。(^O^)

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