昨日の東京市場は「乱気流を抜けるとそこは嵐でした。(TT)」とでも言いたくなるような843円の大幅安に見舞われましたが、その後のNY市場が180ドル高と買われ、為替も円安に動いて来たことから、今日の東京は反発して始まります。
昨日は平均株価が300円も下げて始まれば、後は戻ることを想定しており、843円の下げは想定外で、非常用・予備費を動員しての買いになった為、今日の反発でホッとしています。(笑)
まあ裁定残が多いときは昨日のような急落が起きやすいため、信用を控えていたので助かりましたが、信用で目いっぱいのナンピン買い下がりでもしていれば、追証で「即死」だったでしょう。
信用取引で3年以上生き延びるものは全体の5%程度だと聞きますが、統計は無くとも多分本当で、生き延びた者も極短期の取引に特化するか、繋ぎ的使用者が大多数で、信用取引での買い下がり等やっていれば99%が2年以内に死滅します。(笑)
さて今日は戻りますが問題はその後で、信用で買い下がりを行っていた者も昨日の下げで肝を冷やされ、戻り売り姿勢に転じていると思われますから、やはり信用残の多い銘柄は避けられそうです。
一つのヒントはメモでも何度も出ている日本航空電子で、業績の伸びが顕著で、数字が見えているものです。
実際航空電子の株価を見ると下げが始まる23日から殆ど下げていませんで、むしろ急落後も一旦は新値を更新している位ですから、業績面の裏付けの重要性が分かります。
来週以降活躍できるのは信用残が少なく、業績の伸びが良いという、ごくごく「普通」の選択基準が生きて来そうです。(笑)
さて今日は四季報の発売日で、今日発売の夏号は3月決算の数字を反映させたその年の基礎となるものだけに、年に1冊しか買わない人や、ネット派にもお勧めです。
ちなみにメモは東洋経済からの報酬はいかなる形でも受け取っていません。(^O^)
コメントを残す