昨日の日銀金融政策決定会合で何も出なかったことで、行き過ぎた期待感が剥げ落ち、その後もドル/円96円台の円高、NYダウの116ドル安となるなど、今日の東京は再度大きく売られてのスタートとなります。
さてこの所、変動率の大きさに、振り回される毎日が続きますが今日下げると流石に落ち着きも出て来て、今後は次第に株価の変動率は低下すると思っています。
今回の混乱は戦争で、黒田日銀総裁の(異次元の金融緩和)という突撃ラッパを聞いた騎兵隊(へッジファンド・個人信用)が突っ走り、敵陣深く突入し過ぎて反撃に合い、慌てて引き返した事による混乱でしょう。
しかし、13000円割れ水準まで引き返すと、遠くに自軍歩兵(実需)の存在を確認できたので、昨日は勢いよく反撃したのですが、やはり大量の敵(実需の売り)が迫っているため、押し戻されているということです。
従って今後は何処かで自軍歩兵(実需の接近)の到着を待つことになりそうで、均衡点を探る展開になるでしょう。
まあ突発的な円高や事件等、思いもかけない方法で、奇襲(急激な裁定解消売り)をかけてくる可能性もありますから、再び混乱する可能性もあり、予断を許すものではありませんが、13000円まで下げれば次第に落ち着きを取り戻すと感じています。
さて昨日もう一つ大きなニュースでは、中国が有人宇宙船を打ち上げ軌道に乗せる事に成功したことです。
目的は20年頃の運用開始を目論む、中国独自の宇宙ステーションの技術蓄積だと言われていますが、現在日米ロ欧州15ケ国による運営されている国際宇宙ステーションは20年ごろ運用を終わり、その後の予定が立っていないようです。
従ってこのまま進めば、20年には宇宙に関して世界中が中国に膝を屈しなければならない可能性が出ており、日本の存在感は縮小するばかりです。
技術力では負けないと言っていても、残念ながら宇宙開発力の差は国力の差と感じざるを得なくなって来ました。
福祉の充実は国力により、経済の発展なくして福祉の充実もありませんが、この均衡点を探るのが政治です。
しかし、今の日本はまず経済の再生第一と考えます。
安倍ちゃん頑張れ!!(^O^)/
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