必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

暫く待ちます。

昨日の東京株式市場は、米国の量的緩和見通しを受けて626円高と、上げ幅では4年8か月ぶりの大幅上昇でした。^^
さて波乱が続く東京市場ですが、週末の先物・オプション清算指数算出日(メジャーSQ)までは波乱含みながらSQが終われば、落ち着きを見せそうだとのアナリストの解説が増えており、週末のSQ後に期待を抱く人が増えています。
確かに例年SQに向けて仕掛的な売買が出るのは事実で、SQが過ぎれば仕掛的な売買は当面無くなりますから、少しは落ち着きそうですが、注意すべきは高水準の裁定買い残や、信用残まで無くなる訳ではない事で、株価を下げるエネルギーはそのまま存続していることです。
むろん、下げるエネルギーを上回るだけの国人買いが復活すれば、株価は上昇基調を取り戻せますが、アベノミクス成長戦略への期待が失われた現状では無理があります。
従って、昨日の戻しも本格回復と言うより、空売りの買戻し的な上げで、所謂ショートカバーであり、買い戻しが一巡すれば、上値を買う投資家が見当たりませんから、明日以降はそれほど楽観視していません。


第一これだけの下げの後で信用買い残を整理することなく、調整が終了するなど信じられませんし、裁定残も高水準のままです。
一昨日の平均株価の下値で、値幅が届いた可能性があるのは否定しませんが、上昇基調を取り戻すには、やはり信用や裁定残の整理が必要で、それには時間がかかります。
反面下げのエネルギーは依然大量にありますから、先日のような突然の円高や思いがけない悪材料が出れば、再び裁定解消売りが復活しますし、信用もSQ後の戻りを期待して買い過ぎており、余力が無くなっています。
まあやはり暫くは気を楽にして信用や、裁定残の整理を待つ必要がありそうで、当分は遊び程度で過ごすとしましょう。(^O^)

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