必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

プラチナ好・悪材料

「私は必然的にディーゼルで走るクルマが増えざるを得ないと思うし、けっこうなことだと思う」
上記は昨年3月の当時の東京都知事石原慎太郎氏の発言ですが、その数年前に黒鉛入りのペットボトルを振り回したディーゼル規制のパホーマンスを知っている人にとっては、驚きの発言となっています。
日本ではディーゼルは黒煙を吐き出しながら走るイメージが強く、バスやトラック等の産業車以外はハイブリット車に押され、話題に上ることも少ないのですが、今は燃費も良く、トルクがあって走りやすいクリーンディーゼルが主流で、ガソリン車よりCO2の発生も少ない環境にも良い車に仕上がっています。
その為か、環境規制の厳しい欧州では乗用車でもディーゼルが多いですし、ガソリンより軽油の方が高い米国でも最近は乗用車のディ-ゼル化が進んでいると言いますし、日本でも最近出たクリーンディーゼル車は補助金も付くためかなり売れているようです。


まあ一見良いことずくめのディーゼルですが、燃料である軽油をを高温・高圧で燃焼させるシステムの為エンジンを頑丈に作る必要があり、車両価格が高めとなりますし、排ガス触媒にも融点が高く高温に耐える高価なプラチナが必要になります。
その為、同じ高めの車両価格でも日本ではハイブリットが主流で、これは今後も変わりそうもないのですが、トルクがあって走りが楽しいと言われるディーゼル車は一定の需要を確保しそうですし、高燃費・高トルクの産業車としての有利さ今後も変わらないでしょう。
結局上記を考慮したうえで、産業金属としてのプラチナの需給を考えますと
悪材料
1.欧州不安によるディーゼル車の生産減から排ガス触媒としてのプラチナ需要減少。
2.技術革新によるプラチナ使用量の減少。
好材料
1.世界的ディーゼル車の増加傾向と、途上国の自動車保有量増からくる全体増。
2.主要生産国南アフリカの、労働紛争による生産減。(労働側の現在3万円程度の賃金を10万円程度要求は、世界的には容認される可能性大)
3.PM2.5に代表される中国・インドの環境規制強化による需要増。
4.2年後に迫るという燃料電池車のプラチナ使用量は、現在のディーゼル車の30倍。
5・日本の消費増税に伴う、駆け込み的投資需要増。
となりますが、どうも当面は好材料のほうが多いと感じています。(^O^)/

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