必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

FUJIYAMA報告

2月のFUJIYAMAが終わりましたが、今回は初めて参加したかたも多く、やはり相場が活況になってくると、参加者が増えるのを実感しました。
FUJIYAMAは6年間ほぼ毎月開催されておりますが、平九郎のようにブログを書いている人間がそのブログを読んでいる人間の前で話すのは結構辛いもので、しかも6年も前から同じメンバーの前で話していると、次第に話す内容がダブってくるものです。
ただ、今回は間隔が空いたこともあってか、結構好評だったようで胸をなでおろしていますが、実は今回話をする上で調べたことが平九郎にとっても非常に勉強になり、また新たな発見が多くありました。
その最大のものは日本のGOLDは歴史的に見ても上がっていないと言うものですが、これは1971年のニクソンショック以来42年間でドル建てのGOLDが
ドル建て 1オンス35ドル→1670ドル=47倍
円建て  1グラム690円→5000円 = 7倍
となっているにもことを見れば明らかで、しかも71年当時の物価を調べると、日本は概ね現在までに5-6倍が多くなっており、GOLDと物価はほぼリンクして動いています。


また株は当時日経平均が2600円程度でしたから、現在の11000円は4.2倍にしかなっていませんが、配当落ち分を加味すれば、恐らく同程度の上昇率に落ち着くでしょう。
その他にも色々気が付く点が多かったのですが、長くなるので、当日使ったレジュメを以下に張り付けておきます。^^
コピーしてワードなどに張り付けると見やすいと思います。
平成25年2月2日 平九郎
アベノミクスとGOLD相場
Ⅰ-お金の本質と日本の現状
1. 一万円札の原価は@22円 日銀の無期限手形 持参すれば新しい1万円札に・・
2. おカネの量が多すぎる (世界合計GDP5000兆円に対し金融資産一京5,000兆円 デリバディブ5京円 )
3. 日本の個人金融資産1500兆円- 個人金融負債400兆円=残り1100兆円
3.政府負債1100兆円 今年度50兆円超増加=1年後1150兆?
4.経済が成長し、税収が増えれば全てOk(借入額は減らなくても収入が増えれば楽)
Ⅱ–アベノミクス
① 大胆な金融緩和 ② 機動的な財政政策 ③長期成長戦略
1. 1.2は直ぐにも可能だが3は相当難しく、TPP等成長戦略の本格稼働は7月参院選後の見方が大勢を占め、政権の現実的対応も見える。
2. 世の中増えるものは価値が下がるのが原理原則。おカネも同じだが、それも承知で大胆に、機動的に「おカネを刷る」方向。
3. 失敗すればハイパーインフレも覚悟の瀬戸際戦略だが、方向は正しいし、体制も悪くない為、ひょっとしたらの期待が生まれている。
4. 成長戦略は長期的に民間投資を喚起すると断っている事に注目すべきで、長期的な成長は期待する効果が出るまで最低でも数年を要するが、その間に政権がTPP問題などで分裂する可能性。
5. 当面は金融・財政政策が先行、財政赤字は拡大する。
結局
アベノミクスを集約すれば・・・
輪転機をグルグル回してお札を刷るんです!
当然インフレ圧力が増すが、グローバル展開による賃金安も続くため、工業製品のインフレは無く、インフレになるのは生産現場が移動せず供給が限られている資源と税金だけ。
シェールガス革命により米国がサウジアラビアを抜く燃料純輸出国になるというサウジアメリカ化により、化石燃料の高騰は抑えられるため貴金属資産に人気が集中する可能性。
アベノミクスとは ABE(Aアセット Bバブル Eエコノミー)
Ⅲ—GOLD
1. GOLDの需給構造変化(別紙)
2. アベノミクス成功――引き上げ前に5%消費税で買ったGOLDは、引き上げ後売却すれば上がった消費税分5%上乗せしての受け取り。(日本のたんす預金30兆円-GOLDの世界年間取引量は約20兆円)
3. 失敗――GDPの2倍を超える世界最大の負債を抱え、政府財政が破綻、更なる円安へ(悪い円安→輸入物価上昇→GOLDから見た円の下落)。
4. 長期的需要要因の増加
ア. 年金がGOLDを組み込む動きが出てきている。現在までの投資総額は数十億円と推計され、大きなものではないが、元WGCの豊島氏によれば今後3年で1000億円規模に膨らむ見通し。
イ. 総合取引所構想が進行中で、商品先物との税制統一がなされれば裁定取引増加よる流動性確保が実現し取引活発化。
ウ. 中国で今後、排ガス規制が強まり、排ガス触媒としての中国でのプラチナやバナジウム等の需要は長期的に増加する。
エ. 中国で金ETFが既に上場申請が終わっており、金大量取引が可能となるインフラが出来上がりつつある。
オ. ドイツのGOLD自国内保管が他国に波及する可能性。
カ. BIS規制 バーゼル3でGOLDが金融資産に算入されるとの見方・・
以下転載
 1月6日(ブルームバーグ):バーゼル銀行監督委員会の上位機関である中央銀行総裁・銀行監督当局長官グループは6日、売却が容易な資産を十分保有するよう銀行に義務づける新しい流動性規制案について、内容を緩和し、施行を先延ばしすることで合意した。同案が実施されれば、融資が抑制され景気回復を阻害するとの懸念に配慮した。
今回の合意により、銀行はいわゆる「流動性カバレッジ比率(LCR)」の基準を満たすために利用可能な資産の範囲を広げ、一部の株式や証券化モーゲージ債を含めることが認められる。また基準を完全順守する期限は4年間先延ばしされる。LCRは、金融危機が繰り返されることを避けるために立案された資本・流動性に関する規制である「バーゼル3」の主要部分。
※    高品質の流動資産
LCR = ————————————————– ≧100%
30日間のネット資金流出額
以上
不動産証券化証券や株式が良いなら、中央銀行が資産項目の1番上に計上するGOLDが資産計上できないのでは理屈に合わない。日本銀行が資産項目の一番上に上げるGOLDは高品質の流動資産ではないのか?
以下ネットより転載
【1月18日 AFP】ドイツ連邦銀行(Bundesbank、中央銀行)は16日、冷戦時に米国とフランスに移していた金の一部をドイツに戻すことを決めたと発表した。ドイツ連銀は金準備をきちんと把握していないという批判を受けていた。
 ドイツ連銀の金準備は3400トン近くと、米連邦準備銀行に次ぎ世界第2位だが、冷戦時にソビエト連邦に侵攻された場合に備えてその大半が国外に移されていた。東西ドイツが統一された1990年まで、ドイツ連銀が保有する金の98%が国外で保管されていた。
 だが「鉄のカーテン(Iron Curtain)」が終わりを迎えて以降、ドイツ連銀は既にイングランド銀行(Bank of England、英中央銀行)で保管していた金のうち約900トンを本国に戻している。
 16日に発表された新たな保管計画では、仏パリ(Paris)のフランス銀行(Banque de France、仏中央銀行)に374トン保管されている金準備の全てと、米連銀に保管されている分の5分の1弱に当たる300トンを本国に移管する。
 これにより、フランクフルト(Frankfurt)にあるドイツ連銀の保管庫に置かれる金準備の割合は、2020年までに現在の31%から50%に増えることになる。
 移管の時期や方法は明らかにされていないが、発表を行ったドイツ連銀幹部は、ドイツ連銀にはこのような厳重な警備を要する移送を行うための「豊富な経験がある」と話している。
 移管が完了すれば、ドイツ連銀の金準備のうち、37%が米連銀に、13%がイングランド銀行に残ることになる。(c)AFP/Simon Morgan 以上
※AFP-フランス通信社 (Agence France-Presse) のフランス語略称
日本は?
平沼赳夫氏代表質問
山田方谷(やまだほうこく)ウキペディアより抜粋
1.藩財政を内外に公開して、藩の実収入が年間1万9千石にしかならないことを明らかにし、債務の50年返済延期を行った(ただし、改革の成功によって数年後には完済している)。
2.大坂の蔵屋敷を廃止して領内に蔵を移設し、堂島米会所の動向に左右されずに平時には最も有利な市場で米や特産品を売却し、災害や飢饉の際には領民への援助米にあてた。
3.家中に質素倹約を命じて上級武士にも下級武士並みの生活を送るように命じ、また領民から賄賂や接待を受ける事を禁じて発覚した場合には没収させた。方谷自身の家計も率先して公開して賄賂を受けていないことを明らかにした。
4.多額の発行によって信用を失った藩札を回収(711貫300匁(金換算で11,855両)相当分)し、公衆の面前で焼き捨てた。代わりに新しい藩札を発行して藩に兌換を義務付けた。これによって藩札の流通数が大幅に減少するとともに、信用度が増して他国の商人や資金も松山藩に流れるようになった。5.領内で取れる砂鉄から備中鍬を生産させ、またタバコや茶・和紙・柚餅子などの特産品を開発して「撫育局」を設置して一種の専売制を導入した。他藩の専売制とは逆に、生産に関しては生産者の利益が重視されて、藩は後述の流通上の工夫によって利益が上げるようにした。
6.これら特産品を、商人の力が強くなりすぎて中間手数料がかかる大坂を避け、藩所有の艦船(蒸気船「快風丸」)で直接江戸へ運び、藩邸内の施設内で江戸や関東近辺(鍬は農村の需要が高かった)の商人に直接販売した。これによって、中間利益を排して高い収益性を確保する一方で、藩士たちに航海術を学ばせた(ちなみに板倉家の同族である安中藩の家臣であった若き日の新島襄も、この航海演習に参加したことがあるという)。
7.藩士以外の領民の教育にも力を注ぎ、優秀者には農民や商人出身でも藩士へ取立てた。
8.桑や竹などの役に立つ植物を庭に植えさせた。更に道路や河川・港湾などの公共工事を興し、貧しい領民を従事させて現金収入を与えた。また、これによって交通の安全や農業用水の灌漑も充実された。
9.目安箱を設置して、領民の提案を広く訊いた。
10.犯罪取締を強化する一方、寄場を設置して罪人の早期社会復帰を助けた。
11.下級武士に対して一種の屯田制を導入し、農地開発と並行して国境等の警備に当たらせた。
12.「刀による戦い」に固執する武士に代わって農兵制を導入し、若手藩士と農民からの志願者によるイギリス式軍隊を整えた(方谷自身も他藩を訪れて西洋の兵学を学んだという)。この軍制は長州藩(後の奇兵隊)や長岡藩でも模範にされた。
以上

3 Comments

雪風ファンド

ありがとうございます。厚かましくも、「セミナーの資料を頂けないでしょうか」とお願いしようかどうか迷っていたところでした(笑)
対米配慮で日銀がゴールドを購入しづらいのであれば、ジャンジャン個人でやるべきだと思ってます。私もかなり積み増しましたよ。

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heikurou

雪風ファンド様
対米配慮と言うより脅しに屈しているというのが現実のようです。
過去「米国債を売って金を買いたい誘惑にかられたことがある」と言った橋本総理はその後スキャンダル続出で政界を去り、失意のうちに亡くなりました。
スキャンダルを探し出して、橋本氏の政敵に渡したのはCIAだと思いますよ。(笑)
平九郎

返信する
heikurou

追伸
今回レジュメだけでは内容の3割くらいしか伝わらないと思えますので、機会があったら是非参加してみてください。
内容の満足の保証は出来ませんが、懇親会の酒が美味いことは保証します。(笑)

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