必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

激動の時代

クリスマス休暇で欧米とも市場が休んでいる中、日本ではいよいよ自民党安倍政権が今日発足します。
ここまでの相場が安倍氏歓迎相場とも言えるだけに、出尽くし感を警戒する必要はありそうですが、それでも相場の基調が強いだけに反落しても押し目買いが待ち構えている状態で、さほど下げるとも思えません。
さてそんな中、最近ドル建てのGOLDの相場が下がって来たので、ここでまた金ETFを買い増しをしました。
円安が急速に進んだばかりなので、為替的には抵抗があるのですが、ドル建てのGOLD相場は此のあたりが底値だと思えるからです。
今回はGOLDが主役との思いが強いからでもありますが、しかしGOLDは単一の世界商品で時価総額は凡そ700兆円と巨額ですから、動き出すのは遅いのです。
最も、実はこの言い方には少し問題があります。


人は便宜上GOLDは1g幾らや、地上に産出したGOLD全体で700兆円などと言いますが、人が物をはかる時はメートル原器や、グラム原器があるように動かない、普遍性のあるものを基準とします。
しかし、通貨だけが逆で、人は通貨を基準に物の価値を計りますが、通貨と言うのは為替を見れば分かるように毎日激しく動きますし、国の政策や、敗戦、革命によって一夜にして無価値になる事すらありますし、今も世界中でそれは頻繁に起きています。
GOLDの値段を1g幾らのように語るのは、激しく動くものである通貨で、動かないものを量っていることになりますから、相当おかしなことなのです。
しかも今日発足する安倍新政権はGDPのほぼ2倍である1000兆円近い借金を抱えた上で「輪転機をバンバン回してお札を刷る」と公言して憚らないのです。
GOLDの価値が騰がるというのではなく、マネーの下落が加速するのです。
日本は沈滞の時代に別れを告げ、激動の時代に突入します。(>_<)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です