為替は円安、NY市場は115ドル高で、シカゴの日経平均先物も10,030円とあって、今日は東京市場も1万円の大台を回復する見通しです。^^
しかも政治的にも、連立を組む自公の予想以上の大勝で政策の実現性は格段に上がっており、日米関係重視の阿倍氏の政策も概ね良好ですし、尖閣の問題も米国が安保の適用範囲内だと中国に直接伝えましたから、日中関係は一定の安定期に入ります。
まあ韓国の選挙はまだ分かりませんが、予想通り朴氏が当選すれば、政策的には現実路線となりそうで、日本が竹島を武力攻撃でもしない限り此方も安定期にはいるでしょう。(笑)
その上、米国・中国は選挙が終わったばかりですし、ロシアもプーチン体制は当分変わりませんから、政治的には極めて安定した時期に入り、加えての超の付く金融緩和政策ですから、株が騰がるのも当然だと言えるでしょう。
ただ問題はスピードが速すぎる事で、余りのスピードに国内投資家が付いていけてない感があり、直近での信用残の減少もそれを示しています。
また、財政の崖問題が年内に解消するとも思っていないだけに、長い正月休みを前に膨れ上がった裁定残が過激に反応する余地を残し、急落懸念があるのも事実ですが、例え急落してもそこは買い場になります。
従って相場は『買うか買わないか。』ではなく、『何時、何を買うか。』に変わっています。
最も家庭的に見れば、円安でエネルギー価格が上がり、消費増税を控えるなかで、簡単に給料は上がらず、ミャンマーへ単身赴任などと言う事が増えるでしょうから、簡単に消費が回復するとも思えず、サラリーマンの生活はむしろ苦しくなる可能性すらあるでしょう。
そんな中で金も暇もあるのが年金を貰いはじめた団塊世代で、しかも既に団塊世代は両親とも平均余命に達しますから、親からの相続も発生しているのです。
今度の相場は団塊世代の動向が決めると考えています。(^_^)
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