都知事選挙の猪瀬氏の圧勝は予想通りでしたが、自公での325議席、民主の60議席割れは予想を上回り、今日の東京はお祭り気分に湧きそうです。^^
ただ自民の大勝も今日の日経コラムにあった、
「民主も第三勢力も当てにはならない中で、自民党の統治能力へのかすかな期待」
という表現が一番適格と思われる状態で、次は政策の実現性を問われることになってきました。
当然ながら首相が確実視される阿倍さんの発言も、政策与党となれば選挙前と微妙に変わってくるでしょうし、ゲップが出そうなところまで積みあがった裁定残もあることから、日経平均的にはお祭り騒ぎが収まれば、出尽くし感も出て来ます。
まあ阿倍氏の政策は投資家には歓迎されるものが多いだけに、日経平均が解消売りで押されることがあっても、個人投資家が主導する小型株は強そうですし、円安の進展もプラスです。
従って、相場的には急落の懸念を含みながら上昇相場継続と言ったところですが、好材料出尽く懸念は残りますし、米国財政の崖の問題が年内に決着を見るとはやはり思えませんで、日本の正月連休が長過ぎるだけに影響を受ける可能性は否定できません。
また今回の選挙結果は日本の金融政策の方向性を明確に示しているだけに、『日本発のゴールドバブル』の可能性はより強まったと思います。
輪転機をグルグル回せと言う主張は、通貨への信認を大きく引き下げることは間違いありません。(^_^)
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