必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

眉唾物

北朝鮮が事実上のミサイルと言われるロケットを発射して大騒ぎになっていますが、ロケットならどこが打ち上げようが全てミサイルと同じですから、少し騒ぎ過ぎとも思えます。
まあ核拡散を恐れる米国の意向も働いているのでしょうが、米国が問題にしているのは、打ち上げを見に来たと言われているイラン技術者のほうかもしれません。
北朝鮮はかねてから闇市場を通じてイランに核技術やミサイル技術の輸出を行っていると言われていますから、今回の発射で一番神経を尖らせているのは、平和ボケした日本や韓国よりむしろイランと一触即発のイスラエルでしょう。
なにせ、世界に誇るイスラエル情報組織モサドと言えども、イランや北朝鮮では潜入捜査など不可能ですし、ましてや北朝鮮では戦闘機で爆撃することも出来ませんから、米軍に頼らざるを得ません。
米軍は米軍で中東で手いっぱいで北朝鮮まで相手にしたくありませんから、出来れば日本に任せたいので、危機感を煽っているのでしょう。


さて気になる裁定残高の増加が止まらない中、財政の崖が懸念される米国の共和党ベイナー下院議長からこんな
『私は引き続き最も楽観的ではあるが、我々にはいくつかの深刻が隔たりがある』
発言が出ています。
ニュースでは『深刻な隔たりがある』の部分が強調されていますが、実は問題は前半の「私は引き続き楽観的ではあるが」にあります。(笑)
なぜなら、双方の隔たりが埋まるのはお互いの危機感が強いときだけで、お互いが楽観的では大きな歩み寄りはないからです。
ましてや今回オバマ大統領はロムニー氏に大差を付けての圧勝ですから、簡単に譲る訳がありません。
まあ年内の妥結が無ければ、直ぐ財政の崖に突入すると言うわけでもないので、どこまで相場に影響が出るか分かりませんが、此方の楽観論は眉に唾して聞くべきでしょう。(^_^)

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