必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

225を避けて

選挙が近くなりウグイス嬢の声が煩いくらいに聞こえてくるようになりましたが、「維新の会」が注目を浴びているように、今回は明治維新の時代とよく似ていると言われています。
明治維新は1953年黒船が浦賀に来航して始まり、1968年江戸城明渡しで明治改元となり終了した15年間を指しますが、この間一番不思議なのは、政権を獲った新政府軍は元々は「攘夷」を叫んでいたことで、今でいえば尖閣強硬・TPP反対派のようなものでしょう。(笑)
それが政権を獲ったとたんに、攘夷などどこへ行ったとばかりに欧化政策をとり、鹿鳴館時代などが生まれてくるわけですから、日本と言うのは面白い国で、方向性が正しいと見れば市民は恐るべき柔軟性を持っています。
結局、昔から政党の唱える政策は当てにならないことが多いですから、平九郎も小選挙区では政党より人で選ぶ事にしましたが、今週は株もまた日経平均より個別株を選ぶべきだと感じています。(笑)


理由はやはり裁定残の多さで、現状では胸元まで来た残高を無理やり喉元一杯まで押し込んでいる状態ですから、週末のSQを境に一旦は大きく吐き出される可能性が高いでしょう。
ただ反面信用残は軽めで、個人投資家は手が空いたままですし、金融緩和は継続し、しかも拡大を約束された状態ですから、裁定解消売りが止まればすぐ買ってきます。
しかし、オバマ政権は富裕層への増税を唱えて選挙に大勝しているだけに、簡単に妥協は許されない状況だというのも事実で、年末に近づくほど財政の崖への懸念が復活することも間違いないでしょう。
結局今週は225採用銘柄には手を出さない方が賢明でしょうが、個別株式には新値をとりに行く銘柄も多そうですから、強気の個人には結構良い相場化もしれません。(^_^)

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