必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

総合リース業界

先日の日経で事業買収による航空機リースの拡大が伝えられた三菱UFJリースに注目していますが、リース業界は、会計法改正によるリース資産オンバランス化、不動産流動化の縮小、企業設備投資の委縮等の逆風で、ここ数年資産圧縮が続きいていました。
しかし、、資産圧縮にも一定の目途が付いたようで、アジアへの積極展開や復興予算の本格稼働を前に最近業界全体が活気づいています。
今回買収報道のあった三菱UFJリースは、過去最高益を連続して更新したうえ、14期連続増配中で、しかもアジア展開に力を注ぎ始めていますし、今回の買収で将来の増益見通しが立てられるようになってきました。
最高益を連続で更新しながら、14期連続増配と言えば、素晴らしい成績ではあるのですが、それでも配当利回り1.9%程度では4-5%の高配当の目立つ現在では人気は出ていません。
しかし、来期PER7.4倍、PBR0.73倍、最高益連続更新中で、しかも世界的金融の量的緩和が約束されているとすれば、今後も人気はが出ないとは思いにくいです。


特に海外展開は同社独自開発案件の他、銀行や商事など、大株主でもある三菱グループからの紹介も多い為か、利益の割に従業員が少なく、今回の買収を考慮すると今後の利益率向上が期待できます。
またリース会社は借入金の多さから、金利上昇に弱いとされ、超低金利の現在は敬遠されがちですが、ECB、FRB、日銀と続いた、世界的量的緩和措継続の構造は当面崩れそうもなく、また三菱の冠を頂く会社だけに、金利上昇リスクをなくすための、高格付けの社債を利用した、運用と借り入れ期間のマッチングには自信を見せています。
三菱UFJリースは浮動株比率が僅か0.4%の株ですし、出来高もさほどなく、また現状では信用の貸借倍率は0.23倍と空売りの方が多い状態で、いわば全く人気の無い株ですが、今回の買収を境に業界全体が人気化する可能性を考えています。
今後も世界的景気減速が続けば、業界全体としても影響を受けざるを得ませんが、反面回復期には真っ先に好影響を享受できると思えるのです。
金融緩和効果が既に終わったかのような欧米株価の動きは、世界の中央銀行への更なる金融緩和圧力を強めています。(^_^)

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