必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

潮時・・

栄研化学は以前からメモにも登場しており何度か売買していますが、今回ぼちぼち『潮時』と買い増ししたのは遺伝子関連の伸びが著しい(資料12p)事が理由です。
また、何より気に入っているのはゲイツ財団の出資先であるFINDとの影響から提携先の企業が一流で、米3M等の大企業であることです。(FINDは参考ニュース参照)
栄研化学の遺伝子関連の基本特許LAMP法は、医療、食品、環境、衛生、農業、畜産など兎に角応用範囲が広いことで、販売力の弱い同社にとって、3Mのような大企業との提携は急激な特許収入の増加を可能にしました。
しかも治療薬と違って検査薬は開発期間も短いですから、一度特許収入の拡大が始まればその後は加速度がつくのと、同時に以前から進めていた工場の移転集約や、中国生産でコスト低減構造が今年で出来上がったことも理由の一つです。
そして現実の結果として第一四半期の決算は予想を上回ってきていますし、進歩率の高さから次の中間決算も上方修正されると考えています。
また以下のニュースにあった結核検査薬は、検査時間も大幅に短くなり、精度は100倍、値段も安いと言われ、既に製品化されWHOの推奨取得を目指している段階で、来年には売り上げに貢献してくれそうですが、これはあくまでLAMP法製品拡大の手始めとの認識です。(^_^)


また昨年はその他の分野でもLAMP法の提携が着々と進んでおり、今後の楽しみを広げています。
1.英国獣医学研究所との畜産・環境分野での提携
2.英国OptiGene LimitedとLAMP 法の研究用試薬分野での実施権許諾に係わるライセンス契約を締結
3. Sydney Water Corporation (豪州) 水質検査分野でのLAMP 法の実施権許諾で契約締結
以下参考の日経ニュース
2005.07.30
途上国でも利用可能な結核菌遺伝子検査法を開発へ 栄研化学がビル・ゲイツ財団提供の基金FINDと提携
 
栄研化学は7月29日、非営利目的の国際的基金であるFIND (Foundation for Innovative New Diagnostics)と、結核の迅速・簡易な遺伝子検査法の共同開発に関する契約を締結したと発表した。
 FIND は、栄研化学と神戸市環境保健研究所が共同開発中の遺伝子増幅法LAMP 法による結核菌検出系の研究成果が、途上国での有効な検査手段になり得るとして契約に踏み切ったもの。今後、栄研化学はLAMP 法を活用して、検体採取から結核菌の検出・判定までを最小限の機器を用いて2時間以内に行える試薬・機器の研究開発を行う。FIND は臨床検体を使用し
た性能評価を行うほか、各国での申請登録の支援を行う。共同開発の成果となる安価な結核菌検出試薬・装置を、途上国の公衆衛生セクターに提供していく計画だ。
 FIND はスイスのジュネーブに本部を持つ基金で、2003年5月の世界保健機関(WHO)の最高議決機関であるWorld Health Assemblyで発足した。この基金はゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)が提供で設立されたもので、途上国に適した革新的な感染症検査薬の開発を支援し、手頃な価格の製品の普及を推進して、人々の健康を支え、発展させることを目的としている。(横山勇生)
以上
注意事項(訴訟リスク)
栄研化学のような会社が画期的特許などを保有して世界展開を計っても、正当性の有る無しに拘わらない特許紛争に翻弄され、公判の維持能力に欠ける小さな会社は展開を断念することが多いです。
重要なことは、パソコンソフトと言う知的財産権を守りぬき、特許を守ることにかけては世界一のビル・ゲイツの援助を得ていることで、グローバル展開による訴訟合戦で、維持能力の不足から訴訟に負けるリスクが大幅に低減されていることです。
有価証券報告書にも明示してあるように同社も訴訟は抱えていますが、ゲイツ財団との提携や、上記にある一連の提携はLAMP法特許の正当性を表す大きな証拠であり、守護神でもあります。
遺伝子関連売り上げの急増は、いわば世界的規模でLAMP法特許の「実効支配」が進んでいると考えました。(平九郎)

2 Comments

replica bags

この基金はゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)が提供で設立されたもので、途上国に適した革新的な感染症検査薬の開発を支援し

返信する
つばさ

コメント失礼します。
栄研化学のLAMP法(特許3313358号「核酸の合成法」出願日:1999年11月8日)は、簡便、迅速、正確、かつ安価な遺伝子増幅法として医薬分野での応用をはじめ、畜産分野、植物病原菌検査等の農業分野での応用が進んでいます。もちろん一番期待される分野は医薬分野です。(本特許の国内における権利満了日は2019年11月8日。世界各国で特許権が成立しているようですが、2020年前後には権利が消滅すると思われます。)
特許庁提供の「特許情報プラットフォーム」(https://www.j-platpat.inpit…)によれば、栄研化学は、これを回避すべくLAMP法を応用した用途特許(鳥インフルエンザ、HIV等)を次々と出願しています。その数は約150件(但し、このうち何件特許査定を受けるかは不明)。
遺伝子増幅法のような分析技術はまさに日進月歩であり、栄研技術に取って代わる改良法が現れるのではないかという懸念から、ときどき米国特許庁(USPTO)等のwebサイト等を見ていますが、現在そのような出願は無さそうです・・・
LAMP法の参考文献(PDF):「LAMP法を用いた 遺伝子検査の現状と将来展望 – 栄研化学」(http://www.eiken.co.jp/mode…)

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です