必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

南アフリカ

昨日のNY市場は30ドル安と連続して下げ、東京もさしたる材料も見当たらない事から、昨日の軟調な地合いを引き継ぐことになり、今日も残暑が応える一日となりそうです。
さて最近貴金属の専門家からは、価格低迷を予言されているプラチナの価格が急騰してきました。
これは別に消費税増税で、儲けようと思った投資家の買いが入っている訳ではなく、生産地である南アフリカ共和国の鉱山暴動の余波が広がっているからです。
自動車の排気ガス触媒などに使われるプラチナは産業資材でもありますから、世界景気の低迷が予想される現在、貴金属のプロたちは長期の低迷を予想して、多量の売りポジションを抱えていると言い、これが長期化すれば、それらの買戻しが入る可能性が出てきました。
なんといってもプラチナは南アフリカの生産量が圧倒的で、世界生産の76%を占める偏在する資源だけに、南アフリカの暴動は結構大事なのです。


なんといっても今回の暴動事件は死者数が45人と多く、しかも怪我人が78人とありますから、労働紛争とすれば大惨事と言ってよい事態です。
問題はこれですぐ収まるかですが、三菱商事がやっているオーストラリアの炭鉱紛争でも長期間かかっていることを考えると、人種間の対立が大きい南アフリカが簡単に片付くとは思えません。
 
第一警察官の発砲で45人の死者がでれば、労働者側でも銃などの武器を用意するようになりますし、同様な生産を行っている他鉱山へ波及する可能性は強まっていると見てよいでしょう。
プラチナが上がるにはプラチナ好きの日本人の投機が原因だと思っていましたが、今回は鉱山暴動と言う全く違った形での上げだけに、事態は読み難くなっています。
まあ当面は南アフリカの動向に注意を払うとしますが、確実に言えるのは、結果がどちらに転んでも生産コストの大幅上昇に繋がると言うことです。(>_<)

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