必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

我田引水

昨日のNY市場は一時最高値を突破したものの終わりは結局68ドル安となり、薄商いの続く東京は、今日も小安い沈滞した商いとなりそうです。
さてそんな中、日銀が目指す「中期的な物価安定のメド」とする1%の物価上昇目標が、相当怪しくなってきたとの記事が本日の日経にあります。
これは日銀が生鮮食品を除く消費者物価上昇率について、12年度は0.2%、13年度は0.7%と試算し、1%の目標は14年度以降、遠からず達成するとしているのですが、みずほ総研等民間の予測会社の試算では現状のままでは0.1%の上昇と、目標の1%に遠く及ばないからです。
物価上昇率の目標が達成できなければ、デフレ下で増税はすべきでないの声が強まり、せっかく決めた消費増税も怪しく成ることから、今後の日銀には目標達成への強い圧力がかかりますが、どっこい白川総裁は任期が来年4月と後僅かで、とても大きな決断を出来る状態とは思えません。
したがって、白川総裁は小幅な緩和を積み上げる形となりそうで、勢い期待は来季に選任される新しい日銀総裁に集まり、この状態では次期日銀総裁は緩和積極派から選ばれることは確実です。


これは先に交代した審議委員2名が緩和積極派であることと合わせた考えれば、来年の金融政策は相当緩和拡大気味なることは確実で、マーケットにとっては朗報です。
次の日銀の物価展望レポートは10月で、このレポートで14年度の1%物価上昇を示すことが出来るかが焦点となりそうですが、夏の終わりにかけ、次第に政治サイドからの金融緩和圧力の高まります。
ただし、金融緩和拡大によるインフレ促進策が国民の生活向上に繋がるかはまた別問題で、増税の上、インフレ促進でもっと金を使えと言われれも庶民は「無い袖は振れない」世界です。
「袖」(カネ)のある高齢者たちは増税や医療費増に警戒感を強めていますから、簡単に使うとは思えず、また魅力的な商品もありません。
つらつら考えていくと、どうも世の中の結論は消費増税とインフレ高進政策では、団塊の世代を中心に、富の保全に有利なGOLD等の貴金属の保有拡大に行くのです。(笑)
これはやはり熱帯夜にうなされた挙句の、強引な我田引水でしょうか!(^O^)/

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