必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

不満と熱狂

週末の海外市場が堅調に終わり、本日の日経平均も落ち着いた展開が期待されていますが、一つ気になり始めたのが領土問題の先鋭化です。
これは先週韓国の李明博大統領が日本名竹島を訪問して石碑まで建てた挙句、天皇陛下へ侮辱的な発言を行ったことや、中国活動家が尖閣に上陸したことにより、反発した、日本人地方議員が尖閣諸島に上陸したことですが、
これで中国の世論が一気に沸騰し、今度は日本人の尖閣上陸に抗議して中国各地で、反日デモが行われ、一部が暴徒化しています。
しかも事の始まりはロシアのメドベーチェフの国後島訪問ですから、これで現政権は中国・韓国・ロシアと国境を隣接する3国と拡大した領土問題を一気に3件抱えた事になります。
ここまでよくやってきたと思える野田政権ですが、正直今回は荷が重いなと感じています。


まあこれでいきなり国交断絶等とは全く思いませんが、今回の拡大した領土問題が簡単に片付くことなどあり得ませんし、失業率の高まりで、高まった若者の不満をぶつける形でのデモや社会不安の拡大傾向は続くと見るべきでしょう。
そして、これは次の選挙での対外強硬派議員の票を伸ばすと同時に、日本の防衛予算の拡大を正当化します。
だいいち、現在政治の決定権を持つと見られる高年齢者層は、自身が戦争に行くことは無いと思っていますし、悲惨な戦争の直接経験者は今では大部分が亡くなっており、若者が騒げば抑止力が全く働きません。
そして防衛費の増大は、せっかく消費増税拡大で財政赤字の悪化に歯止めが掛かりそうになったところへ追加の巨大費用が発生するわけで、財政的には穏やかではいられません。
しかも日本を守ってくれるはずの在日米軍は、「ともだち作戦」までやって守っているはずの日本人から、欠陥機のオスプレイで米兵が死ぬ時の巻き添えになるのは嫌だと言われ、やる気をなくしています。(笑)
反日デモの拡大は日本企業への直接的な影響も考える必要がありますが、今後の日本財政を考える上からも重要です。
民主主義の世の中で戦争を引き起こしたり、財政を破綻させるのは何時も「大衆の不満と熱狂」ですから。(^_^)

2 Comments

七つの海

 どうもこんばんは。
 財政赤字をそのままにしておくということは、サービスだけ受けてツケは後の世代にまわすということです。だから、サービスのカットと増税を並行して実施して早く収支の均衡をはかることが必要と私は思います。
 領土問題も同様で、「自分たちのときに解決しようとするといろいろ問題が起こるから後の世代にまわせばいいや」は良くないです。
 近隣国とちょっと摩擦が生じただけで、マスコミは大騒ぎしますが、地球上の近隣国同士で摩擦のない組み合わせの方がはるかに少ないように思います。特に領土問題は双方のナショナリズムがぶつかりあうので、それこそ500年くらい折衝する気構えでいた方が良いのではないでしょうか。
 景気の「気」は気持ちの「気」でもあるので、マスコミの報道に右往左往するよりも、領土問題とはこういうものだと覚悟する方が結果もついてくると思っています。

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heikurou

7つの海さん
お久しぶりです。^^
領土問題については仰る通りでしょうね。
中東の問題を見ていれば、日本の領土問題など簡単なものでしょうが、それでも折に付け蒸し返されるのは、それにより利益を得るものが多いからでしょう。
ナショナリズムを煽って国益を損なうのは勘弁して貰いたいものです。(^_^)

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