必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

必要悪

先週の株式市場はEU首脳会議で、債務危機国への直接資金支援が決まったことが伝えられると、急反発し、その後の欧米の高騰も加わり、今日の東京も堅調なスタートが約束されています。
ただこんな場合、上値を買うのは「空売りの買戻し」と決まっており、焦点は買戻しの終わるのが何時かとなりますが、暫くは揉みあいになる可能性もあります。
これは、株価上昇の原因が問題の最終解決とは程遠いとする空売り筋が、戻りを再び売りに来りにきて、売買が交錯するからですが、上記理由だけでは新規の資金が入ってくるとも思えないため、時間経過と共に再び売り物に押され、暫くは繰り返しになることが多いからです。
さてそんな中、国内では大飯原発3号機が稼働して、原発の稼働ゼロから脱却しますが、これも国論を二分する状態で、反対派のデモも相当なレベルまで来ています。
ただ幸いな事に気温はそれほど高いとも思えず、節電もしますから、当面大きな混乱はないと思えますが、4号機が稼働するまでは高いレベルの節電要請は続きますから、注意が必要です。


実際東京地区でも先日電車の切符を買おうと思って券売機の前に行ったら、「節電の為停止中」張り紙があり、面倒な思いをしましたし今月の関西は大飯がフル稼働するまでは15%の節電ですから、外で働く人は相当な辛抱を強いられそうです。
まあ低い気温に助けられて、空調はそれほど辛いことにはならないでしょうが、今後の慢性的な電力不足は産業界のコスト増加に直結することは間違いなく、企業が海外展開を加速することで、若年労働者の雇用環境は一段と悪化します。
電力不足は中国や、韓国や、その他のアジア諸国も同じだと言う方もいますが、どうせ自家発電するなら発電エネルギーのコストは同じですから、賃金の安い場所で生産した方が有利です。
今回は「経済的激突」とも言うべき原発全機停止と言う状態で、世界不況に突入すれば『日本は滅びの道を歩む』ことになる可能性が高かっだけに、今回の稼働は「必要悪」だと思えるのです。
これは今まで外貨を稼ぎ出してくれていた、弱電各社が軒並み大赤字を出し、最強企業と思えたトヨタでさえ、韓国勢に追われ苦戦していることを思えば、決して大げさではないでしょう。
正直言えば原発が動こうが動くまいが、殆ど影響を受けない身ですが、自分にとって必要か否かではなく、今は日本の将来を考えた「必要悪」を選択するべきだと思っています。
企業とは庶民が生活するための給料の源泉でもあり、国を動かす税金の源泉でもあるのです。(>_<)

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