必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

鈍感力

昨日の財務相電話会議は結局G8ならぬG7で「危機感を共有」を確認するだけで共同声明も出せなかったことから、今日は失望感が先行しても可笑しくなかったのですが、会議中の安住財務相が発言した「過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響を与える」が、市場では日本の為替介入憶測を呼び、為替が円安に動きました。
まあ結果オーライと言ったとこですが、発言内容はあくまで会議中の一般論として取られ、安住氏の「鈍感力」が勝っただけで、各国財務相に日本の為替介入が理解を得られたとは思えません。
したがって、今日は朝は為替の円安を歓迎して堅調に始まっても、週末に向け期待感がはげ落ちる可能性が高く、それほど喜べる状態ではないでしょう。
さてこうなると後は今日のECB理事会と、明日のバーナンキFRB議長会見ですが、米国は自国の経済統計がまだら模様で、判断に苦しんでいる状態で政策的に大きく動くとは考えられず、あまり期待するのは間違いでしょう。
第一米国はあくまでドルが唯一の世界通貨であった方が都合が良いので、ユーロを救うために何かすると思うのは間違いで、米国が動くのはあくまで自国に悪影響が及ぶ時だけです。


結果注目は今日のECB理事会に絞られそうですが、今日の日経の見出しにある財務相電話会議での「円高懸念を共有」などは日経の読者サービスでしかないことが判明する可能性も高いです。
これは欧州問題を話す会議で、日本が円高への窮状を訴えたとしても、説得力はありませんし、参加各国が円高懸念など共有するわけがないからです。(笑)
結局電話会議では他国が反発しずらい英文を財務省が作成し、国内向け日本語を読むだけの安住氏との2人羽織でしょうが、電話会議では上手くいっても、ECB会議ではまったく無視されるでしょうから、ここは介入への可能性を残すためにも2人羽織がバレないことを祈るだけです。(笑)
しかしまあ結局17日のギリシャ再選挙の結果を見るまではECBが大きく動けるとも思えず、やはり当面は力を抜いて日柄調整をやり過ごすつもりです。(^_^)

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