脱力した相場の続く毎日ですが、残念ながら今日も脱力相場の見通しは変わらず、とても反発局面とは言い難い状態です。
ただ、信用の空売り比率が30%近くまで上昇するなど、底入れの条件は整いつつありますから、今日・明日脱力していれば、来週は反発のチャンスがありそうで、特に23・23に開かれる予定の日銀際策会合の結果が注目されます。
また先日も書きましたが、海外相場も米国時間18日のフェイスブック上場で、購入為の準備資金が解放され、フェイスブックを買い損なった資金が、直近で売られた別の株を買ってくる可能性があり、海外は反発しやすくなります。
第一注目のギリシャにしても次の選挙まで1ヶ月ありますから、その間は相場も動きにくくなるのが当然で、選挙結果の予想に右往左往することはあっても、予想が出てくるまではまだ暫く時間があります。
まあ言ってみれば、反発の条件が出来上がってくるのだけなのですが、なかでも日銀の金融政策決定会合のあと、白川総裁の声明が注目です。
折角日銀の強い緩和姿勢を歓迎した市場を、自らの「副作用発言」で帳消しにした事に対し、今回の声明は「強い緩和姿勢」だけを前面に出す可能性が強いからです。
最もいったん失った市場の信頼を言葉だけで取り戻せるとも思えませんので、実際の行動が要求されますが、まずは発言です。
あとは為替の円安進行と同時に、ギリシャの悪材料出尽くし感が広がるなかで、海外市場の大幅反発があることですが、明日のフェイスブックの上場が、その切っ掛けになることを祈って、今日も無抵抗を続けるつもりです。(^_^)
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