連休中に泊り原発が停止し、とうとう日本では稼働中の原発がなくなり、しかも気温は急上昇をしており、節電計画の作成が急がれています。
最もその前に大飯原発が動くの動かないので、一悶着は有りそうなのですが、注意すべきなのは大飯が動いても相当大きな節電が必要だと言うことで、また動かなければ、人々の暮らしには重大な影響が出ることを覚悟する必要があります。
もっともこれで悩むのは少し滑稽で、要は生活費が足りないのと同じで、足りないなら足りるように生活を改める以外にないのです。(笑)
問題なのは窮乏生活をしている内に、稼ぎ手である子供たち(企業)が家を出てしまうことですが、それは一般人の目には見えにくいですから、政治に反映されにくいことで、電力不足とは個人は短期的に暑いの、暗いのだけで済んでも、国家運営上はゆゆしき事態であることは間違いないのです。
また影響が最も少ない個人と言えども、今夏の電力は極めて不安定であることは間違いありませんから、所謂「大停電」がおきる可能性が高いです。
理由は今夏の主力となる石炭以外のガスや石油火力は、長期間の連続運転を想定して設計されていない上、老朽化で廃棄予定だった施設まで動かす予定だからで、これでは病気で寝たきりだった80歳の老人の首に縄をつけて、東京マラソンに出場させるようなもので、壊れて当然だからです。
まあ今夏の電力不足を今から平九郎が心配してもどうにもなりませんし、しかも連休明け初日の今日はNY市場の大幅安、急激な円高、欧州不安の再燃と、悪材料てんこ盛りですから、朝から大きく売られることは間違いありません。
従ってこの夏より今日の相場が気になりますが、短期筋の手は空いたままの為、午前中大きく売れば後半は戻りを試すことになりそうです。
また今週は大手商社の決算が出そろうことから、同時に発表される来季の業績予想に注目が集まるでしょう。(^_^)
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