必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

犬の尻尾

昨日の東京市場は外国人と見られる先物への纏まった売りから急落し、その後のNY市場もスペイン国債の入札不調などを嫌気し124ドル安と、今日の東京も売りからのスタートになりそうで「2日新甫は荒れる」を実証した形となりました。
また昨日の売りは直接的には豪州の2月の貿易収支が赤字になったことから、資源の輸出先である中国の景気変調を感じたという解説がなされてはいますが、実際には、先日の米講演での白川日銀総裁の、「副作用や限界を意識する必要がある」発言が日本の金融緩和姿勢に疑念を生じさせたことが主因でしょう。
これは以前グリーンスパンが言った「根拠なき熱狂」という言葉に市場が反応したのと似て、金融当局者の言葉の重みが改めて意識されます。
さて問題はこの調整局面がどこまで続くかですが、やはり新たな動きを出すには新たな材料が必要で、当面の焦点は前期決算の発表と、来季予想になりますから、今しばらくは時間がかかりそうで、それまでは戻りも限定的にならざるを得ないでしょう。
まあ白川氏が心を入れ替えて、再び強烈な緩和策でも重ねて打ち出せば別ですが、暫くはありそうもありません。(笑)


従って、当面の動きは戻りも限定的で、個別株の物色となりそうですが、やはりここでは個人好みの株が動きそうで、メモの登場銘柄で言えば、信用買いの大口現引きがあったフェイスなどが人気が付きそうな気がしています。^^
まあこれも我田引水のそしりを免れませんが、春は我が田に水を引く時期なのです。(笑)
ところで、本日の日経に日経平均オプションの建玉残高が、1989年の取引開始以来初めて、300万枚を超えたとあります。
日経平均オプションはAIJの年金を溶かした運用で一躍有名になり、昨日の下げもオプションのヘッジが大きく影響したようですが、建玉の大幅増加はオプションの現実株式への影響を強め、今後の日経平均の動きを荒くする可能性があります。
昔、先物主導で現物株が動くことを表し、「尻尾が犬を振り回す」という表現が流行りましたが、今の尻尾は「日経平均オプション」なのでしょう。(>_<)

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