必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

取らぬ狸

昨日、日本の石油会社が長期契約で輸入する3月の原油価格が決定しました。
発電用などに適した、硫黄分の少ないインドネシア産「スマトラ・ライト」は1バレル131.5ドル、日本の輸入原油の3割を占めるサウジ産「アラビアン・ライト」は124.2ドル、アジア向けの指標であるドバイ原油のスポットは122ドルといずれも、リーマンショック時に付けた過去最高値(134ドル:アラビアン・ライト)に近い水準です。
さてこうなると1消費者として気になるのはガソリン価格ですが現在伊豆地方のガソリン価格は概ね158円で、これは輸入と販売の時間差が概ね2カ月と言われることから今販売中の原油は円が最高値を付けていた時に輸入されたものです。
その後はご存知のように2月を境に、円は急落していますから、原油の輸入価格は円安分だけ自動的に上昇しているはずで、しかもその間ドル建ての原油も上記のように上昇し続けました。
2月のアラビアンライトの価格は118ドル程度ですから、3月は約5%上昇したことになり、これも自動的にガソリン価格に跳ね返りますから、ゴールデンウイーク前後のガソリン価格は182円程度には自動的に上昇します。
もっともガソリンも地方によって価格差があり、東京地区のほうが地方より安い傾向がありますから、遊びに行くときは東京で給油を済ましていけば、すこしは安上がりかもしれませんし、原油から抽出するガソリンの割合も変える事が出来ますから、多少の対抗措置はあります。


しかしどのみち相当上昇することは間違いなく平九郎の車は廃車寸前の超低燃費車で、しかもハイオクと来ていますから、リッター195円近くは覚悟が必要で、今年のゴールデンウイークはどこにも出掛けられません。(笑)
また問題はこれが今の為替で計算した価格であり、夏場に向けて、イラン問題の緊張が高まれば、原油価格は一層上がりますし、同時に為替の円安が進む可能性もあり、これで上昇が終わりと言うわけでもありません。
こうなると国民生活に重大な影響を与えるガソリン価格の上昇は株価にも影響を及ぼし、今後はガソリン上昇で価格で影響を受ける、輸送業などには株価下落圧力が強くなります。
また反対に総合商社には原油価格の上昇は増益要因ですが、一つ心配なのは逆に儲けすぎ批判が出てきそうなことで、最高益を更新し、しかも今季利益予想の出るのも前期決算発表時ですから、タイミングが良くありません。
まあ取らぬ狸の皮算用になれば良いのですが、今のところどう考えても総合商社株は来季も増益です。(^_^)

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