必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

孤軍奮闘

NY市場の160ドル高を受けて今日の東京も堅調に推移することは確実ですが、NY市場上昇の原因はやはり今回もバーナンキ議長の、金融緩和による経済支援の意思を明確にした発言によるものです。
まあその他の要因として、「ドイツが欧州安定化基金の拡充を容認する可能性が広がった!」と見る向きもあったようですが、ジャガイモを食って働いているドイツ国民が、昼から酒を呑んでいる南欧人を容認するはずもなく、この面で過大な期待を抱くのは無理があります。
しかもドイツは最近地価の上昇が始まっており、欧州中銀の政策決定メンバーでもある、ドイツ連銀のワイマール総裁は金融緩和の「出口戦略」の必要性を訴え始めています。
まあ昨日の白川日銀総裁の発言を含めると、日・独の金融緩和に対する及び腰発言を米バーナンキ氏が打ち消した形ですから、投資家のバーナンキ氏への信頼感は上がり、それが株価の上昇に繋がった形です。


しかし、如何にバーナンキ氏が頼りになるとしても、他国の借金の後始末までしてくれる訳ではなく、全能の神でもありませんから、やはり限界はあります。
従って、バーナンキ氏への期待だけで、これ以上株を買い上げるにはやはり無理があり、経済の回復がハッキリ見えてこない中で米国株価が上昇し続けるとは思えません。
加えてこれまで経済回復を先導してきた米輸出企業に有利なドル安は、選挙に向けてオバマ大統領に不利な米国内のガソリン高から、軌道修正のドル高を迫られおり、今後の増益を難しくしています。
また、日本は明日の配当落ちと同時に、国内対面系証券会社の営業姿勢が高まるのは間違いありませんが、同時にここまで買い上がってきた外国人投資家は、日・独中央銀総裁の金融緩和への及び腰も感じ始めていますから、利益確定をしてくる可能性が強いです。
北朝鮮の衛星発射予定のある4月中旬に向け、国内の緊張感も高まってくるだけに、明日の権利落ち以降、暫くは国内の買いと、海外投資家の売りのせめぎ合いが続き、その後は来期決算予想に向けた材料待ちの調整局面になると予想しています。
ただ、どちらにしても、さほど深い押しになるとも思っていません。(^_^)

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