昨日海外ではドル/円・ユーロ/円とも円安にブレてきており、いよいよ円高が終わりチヤート的にも円安方向へ揉みあいを離れてきそうです。
まあ普段チャートはの有効性は低いと公言している平九郎ですが、それはあくまで個別株のことであり、先物取引が多用され参加者にも多様性がある為替などは有効だと思ってるのです。
円高が必ずしも「悪」だと考えている訳ではないのですが、それでも輸出企業の多い日本では円安が歓迎される傾向はありますし、今回は株価も円安を歓迎するでしょう。
最もこの円安が続くか否かは分かりませんし、実際平九郎も円安の本格化は3月以降と考えてはいます。
従って円安傾向が出たことだけを材料に買うわけには行きませんが、先日来書いてきたように、他の条件が好転しており、今回は好材料の追加の形ですからヨリ強気に傾きました。^^
しかも、昨日は今後7年で日本の人口以上の人口増があると言われるインドが金融緩和に踏み切ることで金融緩和が世界的であることを鮮明化させ、そんな中で国内の信用買い残は5週連続減とヤレヤレ売りを続けており、売り残は3週連続で増えています。
これぞ典型的な懐疑の中での上昇と言えますから、相場の初期としては理想的な展開です。^^
ただ平均株価は8700~8800円は過去半年の累積売買高が一番多い価格帯ですから、戻りは売り物が多いのは間違いなく、ここを抜けるには市場のエネルギーを表す売買代金の増加が不可欠ですが、昨日の売買代金は1兆円を割ってしまいました。
売買代金が再び増加し、日経平均株価が累積売買の多い8800円の価格帯を抜けた時、市場の上昇ピッチは上がってくると考えています。(^O^)
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